最低被写体照度

さいていひしゃたいしょうど

どれほど暗い場所で撮影ができるかを指数化したもの。単位はLUX(ルクス)

数値が低ければ低い程、防犯カメラの感度が高く、暗い場所でもより鮮明に撮影できる。

RBSS(優良防犯機器)認定基準では、最低被写体照度0.5Lux以下を高度機能の基準にしている。

照度の目安としては、満月の月明りが0.5Lux程度、街灯の下が50~100Lux程度、照明をつけた事務所内で500Lux程度となり、最低被写体照度0.5Luxは満月の日、街頭の無い屋外で映像撮影ができるレベルを指す。

数値は鮮明に撮影できているかどうかの判断基準がメーカー毎に異なるため、数値だけでは鮮明な撮影ができるかどうかが判断できない。

低照度下でどれだけノイズや残像を出さずに撮影ができるかが性能の違いとなる。

最低被写体照度に関連する言葉

  • モアレ

    干渉縞ともいう。 防犯カメラで撮影する被写体に、規則正しい縞模様があった場合、固体撮像素子(CCDやCMOS)の画素や、モニターの走査線と干渉し発生する縞模様の事。 防犯カメラの撮影可能な細かさを超えている絵柄や、モニタ … 続きを読む

  • ノーマルクローズ

    信号を与えない時に閉回路で運用される機構。 警戒エリア内への侵入などがトリガーになり閉回路が開回路になることで主装置が異常事態を検知する。 侵入警報設備は、防犯効果の観点上、ノーマルクローズの機構を採用している。 この機 … 続きを読む

  • アスペクト比

    モニター画面の縦と横の長さの比のこと。 昔のブラウン管テレビやスクエアタイプの液晶モニターは3:4、現在一般的に使用されているPCモニターや液晶テレビは9:16になっています。 防犯カメラの映像も3:4もしくは9:16の … 続きを読む

  • イメージセンサー

    撮像素子のことで、レンズから取り込んだ光を電気信号に変換する部品。 従来のカメラに例えるとフィルムに相当する部分で、画質を左右する大きな要素を持っている。 防犯カメラでは1/2.7~1/3インチのものが使われ、イメージセ … 続きを読む

  • オートゲインコントロール機能

    撮影場所が薄暗い場合などに、防犯カメラが光を増幅し、明るい映像に調整する機能。 オートゲインコントロールの値を大きくすればするほど、より暗い場所を明るく撮影できるが、その分ノイズが増える。 ノイズが増えることで、映像品質 … 続きを読む