防犯用語辞典
イメージセンサー
いめーじせんさー
撮像素子のことで、レンズから取り込んだ光を電気信号に変換する部品。
従来のカメラに例えるとフィルムに相当する部分で、画質を左右する大きな要素を持っている。
防犯カメラでは1/2.7~1/3インチのものが使われ、イメージセンサーが大きい方が一般的に感度が高くなり、ノイズが少なく微妙なトーンの表現がしやすくなります。
その反面ボディやレンズの大型化を招き、消費電力が大きくなる。
CCDとCMOSの2種類があり、以前はCCDが主流だったが、現在の防犯カメラの高画質化の流れとともに、CMOSが主流になりつつある。
CCDは構造が複雑な為、製造できる企業が限られており、また高コストだったため、高画質化の流れの中で、構造上、低コストで性能向上にむくCMOSが採用されている。
防犯カメラの機種によってイメージセンサーのサイズが異なり、同じレンズでも画角が変わってしまうので、注意が必要。
イメージセンサーに関連する言葉
ホワイトバランス
蛍光灯や太陽光など、光源によって物の色味は変わって見える。 その際に、本来白いものが黄色っぽく見えたり、青っぽく見えたりなど、本来の色味とは異なった色合いで防犯カメラは撮影してしまう為、色の補正をする必要がある。 その色 … 続きを読む
最低被写体照度
どれほど暗い場所で撮影ができるかを指数化したもの。単位はLUX(ルクス) 数値が低ければ低い程、防犯カメラの感度が高く、暗い場所でもより鮮明に撮影できる。 RBSS(優良防犯機器)認定基準では、最低被写体照度0.5Lux … 続きを読む
VESA規格
Video Electronics Standards Association(ビデオ エレクトロニクス スタンダーズ アソシエーション)という、ビデオ周辺機器に関する業界標準化団体が定めた規格。 液晶モニターの背面にあ … 続きを読む
S/N比
カメラの出力信号と、その中に含まれているノイズとの比。 単位はデシベル(dB)。 値が大きければ大きい程ノイズが少ない。 出力信号10に対しノイズが1の場合、S/N比は20dbとなり、出力信号100に対しノイズが1の場合 … 続きを読む
オートアイリス
撮影場所の明るさに応じて、防犯カメラがレンズから入ってくる光の量を自動で調整し、適正な明るさで撮影する機能。 建物の出入口部や屋外では時間とともに光の量が大幅に変動するため、アイリスが常に一定だと、入ってくる光が多すぎて … 続きを読む