防犯用語辞典
ワイヤレスカメラ
わいやれすかめら
映像信号を無線で飛ばすことで、録画装置やモニターまでの映像線の配線が必要ない無線式のカメラの事。
アナログカメラの場合、デジタル2.4GHz帯の電波が使用され、見通し100m~200mの無線到達距離とされている。
障害物に当たることで著しく減衰が起きるため、実際の最大到達距離が40~50mほどになることも多い。
また、電波法の制約もあり、滑らかな動きや高解像度の実現も難しい。
無線で飛ばせるのは映像信号だけで、電源線の配線は必須となるため、「無線=配線が必要ない」とはならない。
防犯カメラ設置場所付近で電源が確保でき、離れた場所に映像線だけ飛ばせばいい時のみメリットがある。
ネットワークカメラの場合はより強力な無線規格がある為、高画質かつ滑らかな映像で無線化が実現できるが、アナログカメラと同じように電源線は必要となる。
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