防犯用語辞典
ワイヤレスカメラ
わいやれすかめら
映像信号を無線で飛ばすことで、録画装置やモニターまでの映像線の配線が必要ない無線式のカメラの事。
アナログカメラの場合、デジタル2.4GHz帯の電波が使用され、見通し100m~200mの無線到達距離とされている。
障害物に当たることで著しく減衰が起きるため、実際の最大到達距離が40~50mほどになることも多い。
また、電波法の制約もあり、滑らかな動きや高解像度の実現も難しい。
無線で飛ばせるのは映像信号だけで、電源線の配線は必須となるため、「無線=配線が必要ない」とはならない。
防犯カメラ設置場所付近で電源が確保でき、離れた場所に映像線だけ飛ばせばいい時のみメリットがある。
ネットワークカメラの場合はより強力な無線規格がある為、高画質かつ滑らかな映像で無線化が実現できるが、アナログカメラと同じように電源線は必要となる。
ワイヤレスカメラに関連する言葉
ピンホールカメラ
監視カメラにおける「ピンホールカメラ」はカメラのレンズ部分が針の孔(ピン・ホール)くらいの大きさになっていてレンズ部が目立たないカメラの事。 カメラのサイズ自体も小型になっていることが多く、カメラが設置してあることを目立 … 続きを読む
暗視カメラ
夜間や暗い場所でも撮影できる防犯カメラの事。 防犯カメラの場合、暗視の方法は2つあり、「赤外線照射」「高感度」のどちらかの機能を持ったカメラであれば暗視が可能。 赤外線照射型はカメラ自身が赤外線光を投光し撮影をするため、 … 続きを読む
全方位カメラ
超広角魚眼レンズを搭載し、カメラ1台で360度の撮影ができるカメラ。 通常のカメラが広角90度ほどの撮影範囲なので、全方位カメラは1台で4台分の撮影範囲をカバーできる。 魚眼レンズは360度撮影した映像が真円で表現される … 続きを読む
筒型カメラ
防犯カメラの形状が筒型になっているもの。 基本的には屋外設置用の防犯カメラで赤外線投光器がついている。 弾丸の形に似ていることから、バレット型と呼ばれることもある。 アルミダイキャストの筐体を使用していることが多く、耐衝 … 続きを読む
ワンケーブルカメラ
同軸ケーブル1本で配線できる防犯カメラ。電源重畳式カメラともいう。 一般的な2ケーブルカメラに比べ、長距離配線ができる。配線可能距離は同軸ケーブルが太ければ太い程、長距離化が可能。 専用の駆動ユニットが必要。 配線距離が … 続きを読む