防犯用語辞典
居空き
いあき
家に人がいる状況で忍び込み金品を盗む手口。
一戸建て住宅での発生が多い。
家人が台所で料理をしている時や、ダイニングで食事をしている時、誰もいない他の部屋で盗みを働きます。
在宅時は鍵をかけていない家が多いことや、窓が開けっぱなしになっていることが多いことから、侵入が容易になるため居空きが発生します。
見つかると強盗となって危害を加えることもあり、非常に危険です。
居空きは無施錠の家で発生することが多い為、在宅中でも施錠しておくことで被害を防ぐことができます。
居空きに関連する言葉
居直り(居直り強盗)
空巣やこそどろが、家人に現場を見つけられて急にすごんで強盗になること。 家人に見つかったことでパニックになっているケースもあり、凶器を持っていることも多く、下手に刺激をすると何をするかわからないので非常に危険。 また黙っ … 続きを読む
サムターン回し
ドアの内側にある、施錠するためのつまみ(サムターン)を外から回して解錠する方法。 ドアポストを破壊して手を入れてきたり、ドアスコープを引き抜いて針金を通したり、ドアに手首が入る程度の穴をあけ、手を入れサムターンを回すとい … 続きを読む
打ち破り
空き巣がガラスを破って侵入するときの手口の一つ。 ガラスを叩いて割り、そこから手を入れて窓を開け侵入します。 ドライバーやバール、ハンマー、場合によっては庭にある物でガラスを割ります。 防犯ガラスでの補強はある程度効果が … 続きを読む
共連れ
入退室管理をしている入口から、許可された人が入るすぐ後ろについて行き、不許可者が不正入室する事。 マンションのエントランスでも多発する。 現在では共連れ防止のために、セキュリティゲートで1回の認証につき1名しか通過できな … 続きを読む
指定侵入工具
平成15年9月に施行された、「特殊開錠用具の所持の禁止等に関する法律施行令」で指定された、侵入に使用する工具。 建物錠を破壊するための工具(バール)や出入り口・窓を破る為の工具(ドライバー・ドリル)を指す。 この指定侵入 … 続きを読む