サーマルカメラ

さーまるかめら

サーマルカメラは、あらゆる物体、車両、人物から放射されている熱に反応し、画像を生成するカメラ。

撮影範囲の明るさに一切影響されずに、熱のみで映像を作り出すことができる。

具体的にどんな服装か、どんな人相かなどを把握することは出来ないが、熱反応があるかないか、それが人型なのか、車両型なのかはわかる為、重要施設などへの侵入などは通常の防犯カメラよりも確実に感知できる。

また、真っ暗闇の場合、通常の防犯カメラは赤外線投光の届く範囲でしか映像を認識できないうえに、赤外線最大到達距離に近づけば近づくほど光量が乏しくなるため、遠くの物の撮影は実質できないが、サーマルカメラの場合、明るさは全く無関係となるため、通常の防犯カメラよりも広範囲の侵入や異常を感知できる。

国境警備に利用されているサーマルカメラは、最大20km先の侵入を感知できる。

サーマルカメラに関連する言葉

  • ワンケーブルカメラ

    同軸ケーブル1本で配線できる防犯カメラ。電源重畳式カメラともいう。 一般的な2ケーブルカメラに比べ、長距離配線ができる。配線可能距離は同軸ケーブルが太ければ太い程、長距離化が可能。 専用の駆動ユニットが必要。 配線距離が … 続きを読む

  • 2WAYカメラ

    防犯カメラには、映像線と電源線の2本の配線が必要な「電源別送式」と、映像と電源を1本の配線で送信する「電源重畳式」の2種に分別される。 2WAYカメラは、電源別送式としても電源重畳式としても使えるカメラの事。 長距離配線 … 続きを読む

  • ピンホールカメラ

    監視カメラにおける「ピンホールカメラ」はカメラのレンズ部分が針の孔(ピン・ホール)くらいの大きさになっていてレンズ部が目立たないカメラの事。 カメラのサイズ自体も小型になっていることが多く、カメラが設置してあることを目立 … 続きを読む

  • 暗視カメラ

    夜間や暗い場所でも撮影できる防犯カメラの事。 防犯カメラの場合、暗視の方法は2つあり、「赤外線照射」「高感度」のどちらかの機能を持ったカメラであれば暗視が可能。 赤外線照射型はカメラ自身が赤外線光を投光し撮影をするため、 … 続きを読む

  • ボックス型カメラ

    防犯カメラの形状の一つ。 箱型の本体の先端部にレンズを付けたもの。 防犯カメラであることが一目で分かり、どこを向いているかが分かる為、「監視している」というプレッシャーを犯罪者に与えることができる。 店舗のレジ前や店内の … 続きを読む