防犯用語辞典
多画面分割表示機能
たがめんぶんかつひょうじきのう
防犯カメラシステム特有の機能で、モニターの画面に4分割や9分割などで複数台の防犯カメラ映像を一括で映し出す機能。
この機能により、複数箇所の映像を1画面で閲覧できるため、監視の効率が良く、また隙ができにくい。
タイムラプスビデオなどの旧式の機器は多画面分割表示機能を持っていないものが多く、別途映像分割器が必要だったりと、高コストになってしまうことが多かった。
現在の防犯カメラシステムでは、録画装置が標準で多画面分割表示機能を搭載している為、現在では「多画面分割ができるかどうか」を気にする必要は全くない。
分割パターンは、4分割、9分割、16分割が標準で、そのほかに6分割や8分割など変則的な分割ができる機種もある。
多画面分割表示機能に関連する言葉
高感度撮影
防犯カメラが暗い場所を撮影する際の機能の一つ。 光源がわずかな場所でも、機器の内部で光を増幅することで、実際よりも明るい映像で撮影する。 まったく明りの無い場所では機能しないし、光源が乏しければ乏しい程、光を増幅する際に … 続きを読む
タンパー機能
セキュリティ機器についているイタズラ防止機能のこと。 センサーや威嚇機器などを破壊したり取り外そうとする泥棒がいるためついている機能。 泥棒が機器に危害を加えた瞬間に、タンパー信号が機器から主装置に発信され、音や光による … 続きを読む
能動
防犯用のセンサーでは、機械から遠赤外線を放射し、その赤外線の変化を検知するもの。 赤外線ビームセンサーや超音波検知器、マグネットスイッチ、シャッターセンサーなどがある。 検知方法としては、センサーが放出した遠赤外線光線に … 続きを読む
逆光補正
防犯カメラが設置してある場所より明るい方向にレンズを向けると逆光になってしまい、撮影対象物が極端に暗く映ってしまうことがある。 そういった条件下で防犯カメラが機械的に映像補正をし、適切な映像を得られるようにする機能を逆光 … 続きを読む
プリセット機能
防犯カメラのなかでもPTZカメラ(可動式カメラ)のみが持つ機能。 PTZカメラを設置するときに、あらかじめ見たいポイントをカメラに記憶させておくことで、ボタン一つ、もしくは番号の入力だけであらかじめ決めておいた場所をカメ … 続きを読む