プリセット機能

ぷりせっときのう

防犯カメラのなかでもPTZカメラ(可動式カメラ)のみが持つ機能。

PTZカメラを設置するときに、あらかじめ見たいポイントをカメラに記憶させておくことで、ボタン一つ、もしくは番号の入力だけであらかじめ決めておいた場所をカメラが向き、ズームをする。

複数のポイントを指定しておくことができるため、カメラの向きを毎回毎回手動で調整し、ズームする、という操作が必要ない。

最大で256カ所のプリセットポイントを指定できる機種もある。

PTZカメラを設置する際、見たい場所は大体決まっていることが多い。店舗ではレジ、入り口、棚A、棚Bといったように数カ所であることが多い為、プリセット機能でボタン一つでいつも見る場所にカメラを向け、そのほかの場所を見る場合は、プリセットで移動した後、上下左右に微調整する、といった操作で事足りてしまう為、非常に便利な機能と言える。

プリセット機能に関連する言葉

  • 多画面分割表示機能

    防犯カメラシステム特有の機能で、モニターの画面に4分割や9分割などで複数台の防犯カメラ映像を一括で映し出す機能。 この機能により、複数箇所の映像を1画面で閲覧できるため、監視の効率が良く、また隙ができにくい。 タイムラプ … 続きを読む

  • 動体検知機能

    防犯カメラの撮影範囲内で動くものがあった場合、それをトリガーに録画を開始する機能。 動きがない時間帯は録画せずにすむため、録画装置の容量を節約し、長期間録画ができる。 色彩の変化で動きを感知するため、人間に限らず動植物や … 続きを読む

  • 立体警戒

    検知エリアが立体的な警戒方式。 ある直線に引っかかったものを検知する「線警戒」にくらべ、一定エリアの空間全てを警戒できるため、かわすことができないというメリットがある。 室内用のパッシブセンサーが代表的なもの。 表面温度 … 続きを読む

  • 光学ズーム

    レンズの焦点距離を変えることによって、撮影対象を拡大縮小する機能。 虫眼鏡を目に近づけたり遠ざけたりすることで、物の見え方が大きくなったり小さくなったりすることと同じ原理。 虫眼鏡で物を拡大しても、映像が荒れないように、 … 続きを読む

  • ズーム比

    広角端(一番広く、小さく映る)と望遠端(一番狭く、大きく映る)の焦点距離の比の事。 例えば広角3mm~望遠12mmのレンズの場合、ズーム比は4倍となる。 広角3mmのことをワイド端といい、撮影範囲が一番広くなる。 望遠1 … 続きを読む