ブロードバンド

ぶろーどばんど

信号周波数の帯域幅が広く高速な大容量通信回線のこと。反対に低速・低容量の通信回線をナローバンドという。

ブロードバンドは概ね3Mbps以上のものを意味し、ADSL回線やCATVインターネット回線、光回線などのインターネット回線や、LTE、WiMAXなどの無線通信をさす。

アナログ電話回線(モデム接続)やISDNなどはナローバンドであるとされ、通信速度は数十キロbps程度だった。

日本国内では2000年頃からブロードバンドの普及が始まり、それまでのナローバンドの数十倍以上の速度の通信環境に変わり、音声や動画などのデータ量の大きなものをインターネット回線を介して閲覧できるようになった。

防犯カメラの遠隔監視も動画データの閲覧となるため、ブロードバンド、特に光回線の高速通信が必要となる。

ブロードバンドに関連する言葉

  • クラウド

    インターネットを経由して、外部のサーバーが提供する機能を利用できるサービス。 防犯カメラの場合、カメラ設置場所ではなく、外部のサーバーにネットワーク経由で映像を録画し、再生する時も外部サーバーにアクセスして、インターネッ … 続きを読む

  • NTPサーバー

    時間情報を発信しているサーバー。 PCなどからNTPサーバーにアクセスすると、PCの内部時計を正しい現在時刻に調整することができる。 インターネット上には東京大学や東北大学などの研究機関や、通信事業者などが公開しているN … 続きを読む

  • リピーター

    ある機器から別の機器にケーブルを経由して信号を送る際に、ケーブルを流れているうちに減衰してしまう電気信号を増幅する装置。 防犯カメラは機種ごとに配線距離の制限があり、映像信号の種類に応じたリピーターで中継することで配線距 … 続きを読む

  • ADSL回線

    【Asymmetric Digital Subscriber Line】(非対称デジタル加入者線)の略で、上り(パソコン⇒インターネット)と下り(インターネット⇒パソコン)の通信速度が非対称(Asymmetric)である … 続きを読む

  • スイッチングハブ

    スイッチングハブ (switching hub) とは、ネットワークにおいて機器と機器の中継をおこなう機器。 通常はLANケーブルによって機器と機器を中継する。 スイッチングハブはデータの送り先を解析し、機器に関係あるデ … 続きを読む