防犯用語辞典
タンパー機能
たんぱーきのう
セキュリティ機器についているイタズラ防止機能のこと。
センサーや威嚇機器などを破壊したり取り外そうとする泥棒がいるためついている機能。
泥棒が機器に危害を加えた瞬間に、タンパー信号が機器から主装置に発信され、音や光による威嚇動作と通報をする。
なお、泥棒がタンパー信号が飛ばない様に、機器を破壊する前に配線を切断した場合でも、主装置が配線の切断を感知し、威嚇動作と通報を行うようになっている。
さらに、機器の破壊や配線の切断の前に、主装置が働かない様に泥棒がブレーカーを落としても、停電時用の電源によってセキュリティシステムが動作するため、隙を作ることは出来ない。
タンパー機能に関連する言葉
多画面分割表示機能
防犯カメラシステム特有の機能で、モニターの画面に4分割や9分割などで複数台の防犯カメラ映像を一括で映し出す機能。 この機能により、複数箇所の映像を1画面で閲覧できるため、監視の効率が良く、また隙ができにくい。 タイムラプ … 続きを読む
耐衝撃性能
防犯カメラは屋外に設置する場合、砂礫や飛来物が当たることもあり、衝撃に耐えうる必要がある。 また、侵入者がハンマーで防犯カメラを破壊しようとする場合もある為、侵入経路の先頭に来る防犯カメラは破壊行為に耐えうる性能が必要に … 続きを読む
立体警戒
検知エリアが立体的な警戒方式。 ある直線に引っかかったものを検知する「線警戒」にくらべ、一定エリアの空間全てを警戒できるため、かわすことができないというメリットがある。 室内用のパッシブセンサーが代表的なもの。 表面温度 … 続きを読む
上書き録画
防犯カメラの映像を、録画媒体(ハードディスク等)の容量いっぱいまで録画しきった時に、録画を止めず、一番古いデータから順に上書きしていく機能。 ビデオテープの交換のような手間がないところがメリットだが、録画しておいた映像で … 続きを読む
逆光補正
防犯カメラが設置してある場所より明るい方向にレンズを向けると逆光になってしまい、撮影対象物が極端に暗く映ってしまうことがある。 そういった条件下で防犯カメラが機械的に映像補正をし、適切な映像を得られるようにする機能を逆光 … 続きを読む