防犯用語辞典

Glossary

防犯性能

ぼうはんせいのう

工具類のなどの侵入器具を用いた侵入行為に対して、建物部品が持つ抵抗力のこと。

平成14年11月25日、警察庁では、国土交通省・経済産業省や建物部品関係の民間団体とともに「防犯性能の高い建物部品の開発・普及に関する官民合同会議」を設置、平成16年3月「防犯性能の高い建物部品目録」を公表した。

「防犯性能の高い建物部品目録」には一定の防犯性能があると評価された建物部品(防犯建物部品)を掲載している。

防犯性能の基準は(1)騒音の発生を可能な限り避ける攻撃方法に対しては、5分以上耐えること。(2)騒音の発生を許容する攻撃方法に対しては、騒音を伴う攻撃回数7回(総攻撃時間1分以内)を超えること。のどちらかをクリアしたものが高い防犯性能を有するとされる。

防犯性能に関連する言葉

  • ハム

    本来の意味は、豚肉・猪肉のもも肉を塊のまま塩漬けした加工食品、または、その類似品。 英語のhamとは元々は豚のもも肉の意味であるが、豚のもも肉を用いた加工食品、さらに日本においては豚のもも肉以外(馬肉、羊肉、兎肉等さまざ … 続きを読む

  • 優良防犯機器認定制度

    公益社団法人日本防犯設備協会が、防犯機器に必要な機能と性能の基準を定め、その基準に適合した機器を優良防犯機器と認定する制度。 一般の方々の安全・安心に寄与するために、優良な防犯機器の開発・普及の促進を図る自主認定制度。 … 続きを読む

  • 警備業法

    1972年に制定された、警備業について定められた法律。 警備員または警備会社が、あたかも権限があるかのように行き過ぎてしまう行為を防止し、不正に至らないようにすることを目的として定められた。 警備員は警察とは異なり、特別 … 続きを読む

  • RBSSマーク

    犯罪抑止力の向上や、犯罪発生後の対処・追跡に機能すると認められる、防犯カメラ・防犯灯・防犯用レコーダーなどの防犯機器に、公益社団法人日本防犯設備協会が適合認定・発行しているマークのこと。 RBSSは「Recognitio … 続きを読む

  • 防犯設備士

    セキュリティシステム設計の専門家のこと。 1992年から公益社団法人日本防犯設備協会が、警視庁の指導のもとに資格認定試験を行っており、その試験に合格した者のこと。 防犯機器、犯罪手口の研究を行い、理論的な裏付けに基づいて … 続きを読む