防犯用語辞典
直接接続
ちょくせつせつぞく
電線の接続方法において、芯線同士をより合わせて接続することをいう。
芯線の材料である銅は表面が酸化し、酸化被膜ができる。
防犯カメラの信号電流は、電圧12Vで数百mAと低電圧、小電流であるため、酸化被膜を突き破ることができず、断線状態になる。
そのため、芯線同士を直接接続でより合わせる場合は、はんだ付けをして酸化被膜の発生を防ぐ必要がある。
直接接続に関連する言葉
同軸ケーブル
正式名を高周波同軸ケーブルと呼び、高周波信号を効率よく伝送できるためテレビとアンテナを接続するのに使われる。 防犯カメラ関連では、アナログカメラ、HD-SDIカメラ、AHDカメラは同軸ケーブルで映像を伝送する。 LANケ … 続きを読む
架空配線
電気配線や防犯カメラの映像線などを屋外に敷設する際、地面に配線することが困難もしくは不可能な場合に行う配線方法。 支柱を立て、支柱同士を配線で結ぶようにして、空中に配線を渡らせる。 建物から建物に配線を渡らせる配線も、架 … 続きを読む
モール
配線を壁や天井などに隠蔽できなかった際に、配線を隠蔽するためのカバーのこと。ケーブルモールともいう。 設置する場所に応じて、色や形状を選択できる。 床などであまり出っ張りを作りたくない場合には、フラットモール(U型モール … 続きを読む
土冠
ケーブルを地中に埋設して配線する場合に、地表からケーブルまでの土を土冠と呼ぶ。 防犯カメラやセキュリティ機器の配線は、可とう電線管に配線を通し地中に埋設するが、その際に車両などが通らない場所は土冠60cm、車両などが通る … 続きを読む
クロスケーブル
ツイストペアケーブル(LANケーブル)の配線種類の1つ。一般的なLANケーブルがストレートケーブルと呼ばれるのに対しクロスケーブルと呼ばれる。 PCとPCなど、ルーターやハブを介さずに、ネットワーク機器を接続するときに使 … 続きを読む