防犯用語辞典
ADSL回線
えーでぃーえすえるかいせん
【Asymmetric Digital Subscriber Line】(非対称デジタル加入者線)の略で、上り(パソコン⇒インターネット)と下り(インターネット⇒パソコン)の通信速度が非対称(Asymmetric)であることが特徴。ADSL回線は一般の電話回線(アナログ回線)を利用した インターネット回線のことで、多くの家庭に既にある電話回線を利用してインターネットが利用できるため 2000年代前半にインターネット回線の先駆けとして普及した。
その後、光ファイバーを利用した光回線の普及により、ADSL回線の利用者は急速に減少した。
現在は固定インターネット回線利用者の8%前後がADSL回線利用者となっているが、2016年6月30日で新規の受付を終了した。
ADSL回線でインターネットを利用するためにはモデムという終端装置を設置する必要がある。
また、回線の速度は、終端装置設置場所から電話回線収容局までの距離が遠くなればなるほど遅くなる。
ADSL回線に関連する言葉
P2P
スカイプでも利用されているネットワーク通信方式で「ピアツーピア」と呼ぶ。 コンピューター同士を直接ネットワークで接続し通信するもの。 例えば防犯カメラの遠隔監視においては、通常、閲覧側のPCが外部サーバーにアクセスするこ … 続きを読む
WAN
Wide Area Networkの頭文字をとったもので、地理的に広い範囲のネットワークをさす。 LANがLANケーブルで接続された狭い範囲(大抵の場合は、ある部屋、もしくはある建物内)を指すのに対し、そのLANの指す狭 … 続きを読む
ブロードバンド
信号周波数の帯域幅が広く高速な大容量通信回線のこと。反対に低速・低容量の通信回線をナローバンドという。 ブロードバンドは概ね3Mbps以上のものを意味し、ADSL回線やCATVインターネット回線、光回線などのインターネッ … 続きを読む
モバイルルーター
モバイルルーターとは、その名の通り持ち運びができるルーターのこと。 ルーターとは、PCやスマートフォンなど、ネットワークに接続できる機器をインターネットにつなぐ基地局になる機器で、主に WimaxやLTE回線をもつ au … 続きを読む
リピーター
ある機器から別の機器にケーブルを経由して信号を送る際に、ケーブルを流れているうちに減衰してしまう電気信号を増幅する装置。 防犯カメラは機種ごとに配線距離の制限があり、映像信号の種類に応じたリピーターで中継することで配線距 … 続きを読む