防犯カメラの録画装置はどこに置くべきか?
- 防犯機器について
- 2021.12.01 水曜日
録画装置の一般的な置場所
防犯カメラシステムでは録画をしてモニターに映像を映し出すという形が一般的なものとなります。
ユーザーはモニターでいつでも各防犯カメラの映像を見ることができ、過去の映像を再生することもできます。
現在の映像を見る場合も、過去の映像を見る場合も、モニターを見ながら画面を切り替えたり、早送りをしたりするため、必然的に録画装置はモニター付近に置くことになります。
その為、一般家庭ではリビングに録画装置を置いたり、ルーター(インターネットの主装置のようなもの(昔はモデムといった))の近くに録画装置を置くことになります。
また、企業や店舗では、事務室の管理者デスクの近く等に設置することが多くなります。
一方で管理者が占有する部屋がない場合、アパートや賃貸マンションや屋外の駐車場などでは、録画装置を置くスペースがありません。
だからと言って録画装置のような精密機器を雨ざらしの状態で屋外に置くわけにもいきません。
録画装置の設置スペースがない場合は、専用のBOXに収納し、屋外の壁面や柱にBOXを括り付けて運用をします。
安定した録画を行うにはどこに設置をするのが良いのか
安定した録画の為には、有線でカメラと録画装置を接続する必要があります。
近年、ネットワークカメラとNVR(ネットワークカメラ用の録画装置)の登場により、インターネット越しに録画ができるようになりつつあります。
撮影現場に録画装置を置かないことで、(1)悪者に録画装置を壊されなくて済む、(2)従業員などが録画装置の電源を抜いて録画を止めてしまう、という事を防げると思われるかもしれません。
しかし、録画装置を現地に置かなければ危害は防げるのかというと、その答えは「ほとんど防げない」ということになります。
それは悪意のある者が防犯カメラシステムをダウンさせようとした場合、録画装置がなくとも撮影や録画を止める方法が多様にあるためです。
つまり、録画装置が現地にあるか、遠隔地にあるかの違いだけではリスク回避の点ではあまり変わりません。
更に遠隔地に録画装置を置く場合のもう一つのリスクとして挙げられるのが、ネット回線に問題が出た時にカメラの映像送信が途切れ、録画がされなくなってしまう点です。
これはカメラの台数が多ければ多いほど起こりうる現象で、録画が止まってしまう状況というのは防犯上、非常に問題となります。
悪意のある者による録画装置やインターネットルーターへの破壊行為が心配な場合は、それら主装置類を鍵付きのラックに収納してしまうことで回避できます。
一番安全な録画方法は、(1)防犯カメラと同じ敷地内に録画装置を設置し、(2)防犯カメラと録画装置は有線で接続し、(3)破壊行為に備えて録画装置やルーターは鍵付きのラックに収納する、という方法になります。
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