【群馬県】養鶏場から銅線ケーブルが盗まれる
- 侵入窃盗の事件簿
- 2024.09.04 水曜日
空調が停止し鶏が多数死ぬ
群馬県警渋川署は5日、前橋市内の養鶏会社が管理する渋川市北橘町の養鶏場で、鶏舎軒下に設置してあった電気を供給する銅線ケーブル約22メートル(時価計約15万円相当)が盗まれたと発表したとの事。
同署管内の養鶏場施設から銅線が盗まれる被害は7月30日にも発生しており、同署は窃盗事件として捜査を進めるとともに、再発防止へ向けてパトロールを強化するとの事。
同署によると、5日午前8時ごろ、同社従業員が出勤し、鶏舎の空調が停止しているのを発見し、連絡を受けて現場に駆け付けた同社の男性社長が、銅線が切断されているのを確認し、同9時35分ごろ、110番通報したとの事。
空調が止まった影響で、敷地内で管理する約10万羽のうち、多数のニワトリが死んだという。
県内の一部の養鶏会社でつくる任意団体「県養鶏協会」は、同日に前橋市内で開いた定時総会で、参加者に向けて被害の発生を説明し、今後の情報共有と各社の警戒強化を呼びかけたとの事。
別の現場では同署管内にある渋川市北橘町赤城山の養鶏会社の敷地内では7月30日、銅線ケーブル約170メートル(時価計約500万円相当)が盗まれた。
ケーブルが切断された影響で、飼育していたニワトリ約100万羽のうち、一部が死んだとの事。|上毛新聞より引用|
太陽光発電所以外でもケーブル盗難対策を
全国的に太陽光発電所をはじめとする銅線のケーブル盗難被害が後を絶ちません。
昨今では太陽光発電所では防犯対策として防犯カメラやセキュリティ機器の導入や、銅線ケーブルではなくアルミ製のケーブルに引き換える等、対策が順次進んでいます。
こういった盗難被害が目立つ業種では防犯対策が進んでいる所が増えている反面、今回の養鶏場のように、空調機等で銅線ケーブルを使用している業種は多数ありますが、ケーブル盗難のターゲットにされる機会があまりなかった業種は、防犯対策が進んでいない影響か、盗難のターゲットにされてしまうケースが増加傾向にあります。
また、空調機のケーブル盗難以外にも店舗や各業種で室外機を盗難される事件も多発しています。
今の猛暑の時期に空調機が停止となると養鶏以外に営業にも支障が生じますので、早めの防犯対策を推奨致します。
養鶏場や屋外の環境での防犯対策であれば、出入口や敷地内に赤外線センサーや音声合成回転灯などを設置することで、無断で敷地内に侵入した際にセンサーが検知し、赤色灯やサイレン、強力なパワーライトで犯人をその場で威嚇・撃退することが可能です。 また、弊社では現地にインターネット回線が無くても、遠隔監視が可能な独自の遠隔監視システムもご用意しております。
被害に遭わないためにもまずは弊社の防犯設備士までお気軽にご相談ください。
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