【愛知県】県内歯科医院に落書き、迷惑行為で逮捕
- 防犯コラム
- 2021.03.16 火曜日
ペンやスプレーなどで暴言
愛知県内の歯科医院の看板や窓にペンやスプレーなどで暴言などの落書きをしたとして建造物破壊の疑いで、50代の男を逮捕した。
県内の歯科医院では同様の被害が相次いで起きており、3月11日の深夜に歯科医院の出入口などに赤いスプレーを噴射したとして、警察官に現行犯で逮捕された。
取り調べに対し、被疑者の男は「間違いありません」と容疑を認めている。
容疑者の男は以前、被害に遭った歯科医院に治療で訪れていたことがあり、落書きの被害に遭う2年前から無言電話などの迷惑行為が起きていたという。
警察では容疑者の男が他の歯科医院に対しても落書き行為の関与があると見て、調べを続けている。
|メ~テレ(名古屋テレビ)より引用|
落書き行為は立派な犯罪
落書き行為は程度や範囲、対象物によって課される罪名は異なるため、軽い気持ちで落書きを行っても場合によっては重度の刑罰が課されることになります。
以下に落書き行為によって課される罪名を記載いたします。
- 器物損壊等罪
- 建造物損壊罪
- 威力業務妨害罪
- 文化財保護法違反
- 軽犯罪法違反
- 迷惑防止条例違反
落書き行為は現行犯による逮捕もしくは、落書き行為の通報を受けた警察官が防犯カメラ映像をもとに証拠を抑えた上で、逮捕に至るというケースになります。
こういった迷惑行為は概ね夜間、人気の少ない時間帯に行われることが多く、現行犯による逮捕も難しいこともあり、防犯カメラの映像が非常に重要になって参ります。
防犯カメラの映像も夜間における鮮明さが求められるため、赤外線による暗視で人物の人相が識別できるものであれば、証拠として十分なものになります。
防犯カメラがあることで、落書きだけではなく、侵入窃盗や車上荒らし、イタズラ行為、ゴミの不法投棄、犬糞被害などさまざまな犯罪・迷惑行為に対する証拠映像の記録を残すことができ、その後の警察の捜査に大いに役立てることができます。
また、犯罪行為・迷惑行為を抑止するため、防犯カメラ設置を告知する看板を目立つように掲示することも効果的です。
犯罪行為・迷惑行為の撲滅のため、防犯カメラの技術も日々進化がされ、普及が進んでいます。
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