【東京都】電車内の泥酔客を狙った窃盗

その他窃盗の事件簿
2019.12.09 月曜日
【東京都】電車内の泥酔客を狙った窃盗

電車内の泥酔客を狙った窃盗

2019年10月、JR山手線車内で泥酔していた乗客の男性から財布を盗んだとして外国籍の男3人が逮捕された。

犯行当時、被害者男性が乗車していた車両には他に乗客がおらず、男性の隣に座った容疑者らの行動を不審に感じた車掌が電車が停止した際に駅員を呼び、身柄を取り押さえた。

警視庁の調べによると、容疑者の3人は電車内で泥酔してる乗客を狙い、月に数百回もの犯行を重ね、総額1,000万円以上の盗みを行っていたとのこと。

容疑者の男らは在留資格が切れて働けなくなったことで犯行を行ったと供述している。

|TBS系(JNN)より引用|

年末年始にかけて増加する仮睡盗

【東京都】電車内の泥酔客を狙った窃盗

年末年始になると忘年会や新年会といったお酒の席が増え、終電や早朝の駅構内で泥酔してしまう人を多く見かけます。

酒に酔って眠ってしまい、無防備となった隙を狙って財布などを盗む手口を仮睡盗(かすいとう)と呼びます。

繁華街のある駅で終電や始発の電車に乗る人をターゲットにし、電車が進むにつれ車両内の乗客が少なくなった状態を見計らって犯行に及びます。

泥酔している間は防犯意識も働かず、カバンの中に財布を入れていてもカバンごと盗まれることが多く、被害を防ぐことは極めて困難です。

近年では駅構内だけではなく、車両内にも防犯カメラの設置を行うことが増えて来ています。防犯カメラの存在認識が広まり、仮睡盗をはじめとした犯行の抑止効果が高まることを期待するばかりです。