【福岡県】清算機能付きカート不正操作し万引き

万引・内部不正の事件簿
2021.11.15 月曜日
【福岡県】清算機能付きカート不正操作し万引き

清算機能を誤魔化そうとして逮捕

ショッピングカートの精算機能を不正に操作し、カート内に入れた食料品を盗んだ疑いで20代の女が逮捕された。

事件が起きた福岡県内にあるスーパーマーケットでは、支払い機能が付いた会員証と商品をカートでスキャンするとカート上で精算ができるシステムを取り入れている。

容疑者の女はスキャンした商品を一括キャンセルし、清算を行わずに店に出たところを保安員が万引きの現行犯で逮捕した。

以前にも同容疑者は商品の一括キャンセルをした経緯があり、店側が注意を払っていたところ、犯行に及んだ事で逮捕に至った。

福岡県警では余罪があるとみて、引き続き取り調べを行っている。

|朝日新聞デジタルより引用|

高解像度映像の防犯カメラからは逃れられない

【福岡県】清算機能付きカート不正操作し万引き

近年、キャッシュレス決済や無人店舗の需要が増し、さまざまな最新の決済システムが取り入れられて来ています。

無人店舗や自動精算店舗という場所には高画質・高繊細な防犯カメラが必ず備え付けられており、もしも万引きなどの不正行為が行われても、逃さず証拠映像が記録される事になっています。

しかし、こうした無人店舗などを利用する人の中には「バレないだろう」と不正行為を働いてしまう人がいるのも事実です。

よくテレビのニュースなどで無人店舗で料金箱にお金を入れる素振りをみせて商品を持ち去る万引きの映像などを見かけますが、テレビ越しにはよく見えないように映ってみえますが、実際の防犯カメラ映像は手元までハッキリと映し出しています。

防犯カメラ設置の際も「防犯設備士」という資格を持った防犯のプロが防犯の観点で画角や取り付け位置を定めていますので、誤魔化しはききません。

更にこの先、僅か数年で驚くほどの高機能化・高性能化が進むことは間違いありませんので、無人店舗や自動精算店舗などでの不正はできなくなると思っていた方がよいでしょう。