【山梨県】勤務先から2,300万円横領の銀行員逮捕

万引・内部不正の事件簿
2021.02.02 火曜日
【山梨県】勤務先から2,300万円横領の銀行員逮捕

現金持ち出し業務の隙を狙って犯行

銀行に保管されている現金2,300万円を持ち出した疑いで、この銀行に勤める30代の行員が逮捕された。

容疑者の行員は法人取引の際に現金を持ち出す業務を担当、29日午前中に銀行側に虚偽の取引を申請し、現金を持ち出したとのこと。

その後、午後3時の窓口閉店時の確認作業の際に、現金残高が合わないことが分かり、事件が発覚した。

事件当日は午後2時ごろ1階事務室カーテンが燃えるというボヤ騒ぎも発生、現場検証に駆け付けた警察官に現金盗難の被害を相談。

各行員への事情聴取を行う中で、この30代の行員が容疑を認めたことで緊急逮捕となった。

警察では不審火に関しても、容疑者の男が関与していると見て関連性を調べている。

|毎日新聞、日本テレビ系(NNN)より引用|

内部不正の防犯対策には屋内用防犯カメラ

【山梨県】勤務先から2,300万円横領の銀行員逮捕

店舗や事務所では数多くのスタッフ、従業員がそれぞれの業務にあたる中で、多額の現金を取り扱う場面も少なからずあると思われます。

中には他の従業員の見ていないところで、現金や商品を盗んでしまうという内部不正行為を働いてしまう人も、残念ながらおります。

雇用主からすると、信頼していた従業員に裏切られてしまい、切なさと悲しさが込み上げてくることでしょう。本来であれば共に働く従業員を疑うことなく、お互い信頼しあって仕事を行えることが理想的です。

そこで、店内や事務所内に防犯カメラを設置し、その存在があることを明示しておくことで、様々なメリットが生じて来ます。

  • 従業員の勤怠管理
  • 内部犯行の抑止
  • 店舗での万引き防止
  • 夜間・休業日の防犯対策
  • 在庫管理 etc…

内部不正が起きる原因は「監視者の居ない同一空間に金品と1人の人間が居る」ことで“魔が差して”起きてしまうことです。

つまり、防犯カメラ(監視者)があることで“魔が差す”機会が無くなり、内部不正の発生を抑止することができます。

緊急事態宣言の延長が決まる中、時短営業を狙った店舗などへの侵入窃盗に対する防犯対策も重要になります。
昨今の情勢を踏まえると、内外からの窃盗被害を回避するために、しっかりとした防犯対策が求められて来ております。