【神奈川県】元従業員が店舗に侵入し現金と車を窃盗か

侵入窃盗の事件簿
2022.10.12 水曜日
【神奈川県】元従業員が店舗に侵入し現金と車を窃盗か

元従業員による犯行

神奈川県警戸塚署は2日、窃盗の疑いで、横浜市戸塚区戸塚町、建設作業員の男を逮捕したとの事。

逮捕容疑は、9月6日、同町の駐車場で乗用車(5万円相当)を盗み、同日午後、戸塚区の2店舗に侵入し、現金計約48万円を盗んだ、としている。男は「現金を盗んだことは間違いないが、車は借りていただけ」と供述し、一部容疑を否認しているとの事。

署によると、被害に遭った2店舗は同じビル内にある男性会社役員が経営する飲食店で、車は飲食店の従業員送迎用。男は以前この店の従業員だったとの事。

|神奈川新聞より引用|

内部犯行を防ぐ為には

【神奈川県】元従業員が店舗に侵入し現金と車を窃盗か

近年増加傾向にある、元従業員による侵入窃盗事件。元従業員ならず、社員による内部不正や、犯行を防ぐ為にはどうすればいいのでしょうか。

犯行が行われる動機は、「会社に対する恨み」「金銭的事情」「犯行が行いやすい機会がある」事が考えられます。

給料が低い、要望を聞いてくれない、残業が多いといった不満や、倉庫や死角になりやすく犯行が行い易い場所があるといった時に犯行が起きてしまうケースがあります。

これらの防犯対策としては、下記の物が挙げられます。
・犯行を難しくする(やりにくくする): 対策を強化することで犯罪行為を難しくする
・捕まるリスクを高める(やると見つかる): 管理や監視を強化することで捕まるリスクを高める
・犯行の見返りを減らす(割に合わない): 標的を隠したり、排除したり、利益を得にくくすることで犯行を防ぐ
・犯行の誘因を減らす(その気にさせない): 犯罪を行う気持ちにさせないことで犯行を抑止する
・犯罪の弁明をさせない(言い訳させない): 犯行者による自らの行為の正当化理由を排除する
(引用:情報処理推進機構) https://www.ipa.go.jp/security/fy24/reports/insider/

弊社としては具体的な防犯対策として防犯カメラやセキュリティ機器の設置を推奨しております。

防犯カメラで「犯行の抑止」も期待できますが、万が一犯行が行われた場合は記録・録画を行い、営業時間外後などでは、セキュリティ機器で警戒を行い、侵入された場合に「音」と「光」「威嚇・撃退」を行い、犯行を未然に防ぐ事が出来ます。

今回の事件では金品の盗難でしたが、個人情報や会社の機密情報の漏洩となれば大惨事になる場合もありますので、しっかりとした防犯対策を取るよう心掛けましょう。