スイッチングハブ

すいっちんぐはぶ

スイッチングハブ (switching hub) とは、ネットワークにおいて機器と機器の中継をおこなう機器。

通常はLANケーブルによって機器と機器を中継する。 スイッチングハブはデータの送り先を解析し、機器に関係あるデータだけを送信するため、ネットワークに対して負荷が軽い。

逆に受け取ったデータを一旦全機器に送る物をリピーターハブという。

以前はリピーターハブの方が多く流通していたが、現在ではスイッチングハブとリピーターハブの価格差がほぼなくなったことで世代交代が進み、市場に出回っているもののほとんどはスイッチングハブにとってかわった。

またスイッチングハブは転送速度がものによって異なるため、10/100BASE-TX対応と1000BASE-TX対応(ギガビットハブ)を環境に応じて使い分ける必要がある。

スイッチングハブに関連する言葉

  • モデム

    アナログ信号とデジタル信号を変調する終端装置の事。 電話回線を利用したインターネット(ADSL)の場合の終端装置として利用される。 PCからのデジタル信号をモデムでアナログ信号に変調し、アナログ電話回線に転送する。 また … 続きを読む

  • ポート番号

    ポート番号とは、TCP/IP通信(普通のインターネット通信)において、ネットワーク上でコンピュータ同士が通信を行う際に 該当コンピュータのどのプログラムに通信パケットを届けるかを識別するための番号。 ポートはよく「扉(ド … 続きを読む

  • リピーター

    ある機器から別の機器にケーブルを経由して信号を送る際に、ケーブルを流れているうちに減衰してしまう電気信号を増幅する装置。 防犯カメラは機種ごとに配線距離の制限があり、映像信号の種類に応じたリピーターで中継することで配線距 … 続きを読む

  • ブロードバンド

    信号周波数の帯域幅が広く高速な大容量通信回線のこと。反対に低速・低容量の通信回線をナローバンドという。 ブロードバンドは概ね3Mbps以上のものを意味し、ADSL回線やCATVインターネット回線、光回線などのインターネッ … 続きを読む

  • 無線LAN

    LANケーブルを使わずに電波や赤外線等を利用した無線の通信方法。 2.4GHzの周波数帯を使う電波式の、「IEEE802.11g(最大54Mビット/秒)」、「IEEE802.11n(最大100Mビット/秒)」などがある。 … 続きを読む