防犯用語辞典

Glossary

モアレ

もあれ

干渉縞ともいう。

防犯カメラで撮影する被写体に、規則正しい縞模様があった場合、固体撮像素子(CCDやCMOS)の画素や、モニターの走査線と干渉し発生する縞模様の事。

防犯カメラの撮影可能な細かさを超えている絵柄や、モニターの表示可能な細かさを超えている絵柄が規則正しく並んでいる時に発生する。

撮影角度を少し変えたり、ズーム倍率を少し変えることでモアレを軽減できることもある。

モアレに関連する言葉

  • バリフォーカルレンズ

    可変焦点レンズ(かへんしょうてんレンズ)のことで、焦点距離を変化させることができるレンズ。(手動でズーム倍率を変えることができる=撮影範囲の広さを調整できる) デジカメのズームレンズとは違い、ズーム倍率を変えた時にピント … 続きを読む

  • F値

    レンズの明るさを示す指標。 F値が小さいほどレンズは明るく(=レンズを通る光量が多い)、シャッター速度を速くできる。 F+数値で表現され、F1.4、F2、F2.8、F4、F5.6の様に表記される。 ズームすればするほどF … 続きを読む

  • アイリス

    カメラのレンズ部分にある、取り込む光の量を調整する機構。 防犯カメラの場合、ほとんどの機種でオートアイリス機能がついており、環境の照度によって自動でアイリス調整がなされ、ある程度適正な明るさで撮影される。 F値で表された … 続きを読む

  • オートゲインコントロール機能

    撮影場所が薄暗い場合などに、防犯カメラが光を増幅し、明るい映像に調整する機能。 オートゲインコントロールの値を大きくすればするほど、より暗い場所を明るく撮影できるが、その分ノイズが増える。 ノイズが増えることで、映像品質 … 続きを読む

  • ノーマルクローズ

    信号を与えない時に閉回路で運用される機構。 警戒エリア内への侵入などがトリガーになり閉回路が開回路になることで主装置が異常事態を検知する。 侵入警報設備は、防犯効果の観点上、ノーマルクローズの機構を採用している。 この機 … 続きを読む