防犯用語辞典
車上荒らし
しゃじょうあらし
警察庁では「車上狙い」と呼んでいる。
駐車中の無人の自動車から、金品やカーナビ、車の部品を盗んでいく。
全国的に被害が非常に多い。
車上狙い犯は、車が多数停まっている駐車場や、車内に荷物を置きっぱなしにしがちな行楽地の駐車場を狙う傾向がある。
また、車内にかばんが置いてあるかどうか、窓から覗いて確認する傾向もある為、車内に貴重品を置いたまま車を離れることは非常に危険。
車上荒らしに関連する言葉
うかんむり
漢字の部首で、カタカナのウの形をしており、漢字の上部につく部首であることからウの冠=うかんむりと呼ばれる。3画からなる。 本来は建物に関わる漢字を表す部首だが、警察の隠語では「窃盗」をあらわす。 「窃」の漢字上部にウ冠に … 続きを読む
仮睡盗
スリの手口の一つ。 仮睡者(寝具の中ではなく、外出先で眠り込んでしまった人)から盗みを働くスリの手口。 電車の中で居眠りをしている人や、酔って眠り込んでしまった人、不特定多数の人が出入りする施設で寝ている人(漫画喫茶など … 続きを読む
CANインベーダー
自動車には自ら異常を感知し、ドライバーに警告を伝える自己診断機能(OBD2)という機能が装備されており、自動車各部からOBD2へ繋がる配線を「CAN信号」と呼ばれる信号が流れています。 「CANインベーダー」と呼ばれる手 … 続きを読む
出店荒らし
休日や夜間など営業時間外、無人になる店舗に侵入し、商品や金品を窃盗する手口。 出店荒しは年々組織化・スピード化・凶悪化しており、複数人数で見張り役、実行役など役割分担をし、入り口をバールでこじ開けたり、ガラスを割ったりし … 続きを読む
のび
警察用語で忍び込みのこと。 家人が就寝時に侵入する手口。 防犯意識が薄い所を狙う傾向がある。 例えば無締まり(施錠をしていない出入口)、家人が2階で就寝中の1階、建物の裏手や横手(道路から死角になる)などからの侵入が多い … 続きを読む