【愛知】新型コロナ対策で換気中の隙に窃盗

侵入窃盗の事件簿
2020.12.02 水曜日
【愛知】新型コロナ対策で換気中の隙に窃盗

僅か1分間の犯行

愛知県にある自動車販売店で、営業時間中に事務所に侵入してきた男が、事務所内に置いてあったバッグから財布を盗み出し逃げ出すという窃盗事件が起きた。

犯行の一部始終が事務所内の防犯カメラに映っており、不審な人物が周囲の様子を見ながら事務所に入り、僅か1分足らずの間に犯行を行う姿が映し出されていた。

犯行が行われた際、事務所では新型コロナウィルス感染症対策のため、窓や扉を開けて換気を行っており、被害者が少しの間だけ事務所から離れた隙を突かれて、財布を盗まれてしまった。

その後、被害届が出されており、警察が防犯カメラ映像をもとに詳しく調べを進めている。

|テレビ朝日系(ANN)より引用|

人の少なるなる時間は要注意

【愛知】新型コロナ対策で換気中の隙に窃盗

事務所や店舗などでは業務上の都合で日中、人が少なくなる、または誰も居なくなってしまうという時間帯が僅かでも生じることがあるかと思われます。
その際に扉や窓など施錠がされておらず、誰でも出入りができてしまうと、金品が盗まれてしまう危険性が出て参ります。

侵入窃盗犯は昼夜を問わず、人が少なくなる瞬間を狙って盗みを働きますので十分に注意が必要です。

最も重要なのは事務所や店舗に誰も居なくなるという時間帯を作らないことです。
少しの時間でも無人になってしまうような場合は、窓や扉の施錠を行うように心がけてください。

今回のような場合は、出入口にセンサーを付けて人が通る度に音が出るといった設備をつけるのも有効な対策になります。

防犯カメラにつきましても、屋内、屋外に設置がされていると、犯人の顔を捉えるだけでなく、逃走経路を絞り込んでその後の警察の捜査に活用するという点で有効です。