【埼玉県】転売目的のトラクター連続窃盗犯逮捕

車両・重機の盗難事件簿
2021.03.03 水曜日
【埼玉県】転売目的のトラクター連続窃盗犯逮捕

レンタカーで運び出し貸倉庫に保管

埼玉県内の農家からトラクターを盗み出した疑いで、県内に住む男2人が逮捕された。

2020年7月~11月にかけて埼玉県を中心に群馬県、栃木県の農家でトラクターが盗まれる事件が相次いだ。

【弊社防犯情報ブログでも紹介】
『農作物・家畜・トラクター盗難被害の原因と防犯対策』
『【埼玉県】子牛、子豚に次いでトラクターまでもが被害』

警察による売却先の捜査などで容疑者の関与が浮上、12月に容疑者が借りていた倉庫を家宅捜索したところ、盗まれたトラクターが保管されているのを発見。
同倉庫や他の売却先から合計10台、被害総額約1,495万円相当のトラクターを押収した。

調べによると容疑者の男らは転売する目的でレンタカーのトラックにトラクターを乗せて運び出し、借りた倉庫に保管していたという。

事件を受け日本農業機械化協会では住居の近くで鍵のかかる倉庫に保管し、ブレーキやハンドルにも鍵をかけるよう注意を促している。

|毎日新聞より引用|

トラクターや農具の防犯対策は厳重に

【埼玉県】転売目的のトラクター連続窃盗犯逮捕

上述の日本農業機械化協会によると、日本製のトラクターは小型で使いやすいことから需要が高いということで、防犯対策への喚起を行っています。

1台あたりの価格も非常に高額なトラクターを始め、各種農具などは農家の方々にとって大切な仕事道具ですので、盗難の被害に遭ってしまうと大きな損失を招いてしまうことになると思われます。

そのため、保管・管理を行う上で十分な防犯対策を行うように心がけていただければと思います。

農作物の盗難、トラクターや農具の盗難から守る方法としましては、やはり「威嚇・撃退」型の防犯対策が有効的です。

トラクターを保管している倉庫もしくは敷地全体を赤外線センサーで囲み、不審者が敷地内に侵入した瞬間にサイレンを鳴らしたりLEDライトが点灯することで、窃盗犯を追い払うことができます。
また、センサーで異常を検知した瞬間に、スマートフォンに通知が届くアラーム機能もあるため、何かあった際に監視カメラで現場の様子を確認したり、警察への通報といった対応を即座に行うことが可能です。

この威嚇・撃退型の防犯設備を敷地全体に設置することで、トラクターだけではなく、農具や車両、ご自宅の防犯対策として幅広く活用することができます。