【滋賀県】ソーラーパネルをおよそ180枚盗難 転売目的か
- 資材・金属盗難の事件簿
- 2022.10.28 金曜日
設置工事期間を狙った犯行
大津市の太陽光発電施設で、施設の運営会社の社員が敷地内に置かれていたソーラーパネル182枚と蓄電装置18台が無くなっていることに気づき、警察に通報したとの事。
警察によると、この発電施設は宮崎県の会社が運営し、ソーラーパネルの設置工事が行われており、ソーラーパネルは、1枚の長さがおよそ2メートルで、蓄電装置は1台の重さがおよそ30キロとの事で、施設周辺にフェンスなどはないとの事。
警察は、関係者が施設を離れた10月21日の午後3時から24日朝までの間に、何者かが施設に侵入し、車などを使って盗み出した可能性があるとみて、窃盗の疑いで捜査している。|関西 NEWS WEBより引用|
盗みを行い易い時期を狙った犯行か
今回の事件では太陽光設備の銅線ケーブルを狙った犯行ではなく、ソーラーパネルを狙った犯行となりますが、事件当時は設置工事期間中でフェンスも無いとの事の為、恐らくソーラーパネルを設置しておらず、梱包された状態もしくはソーラーパネル単体が置かれていた状態だったのではないでしょうか。
仮に梱包されたままや置かれていた状態であれば、工具を使って取り外す作業も必要ない為、盗みを行い易い環境と言えます。
工事現場の工具や部材を狙った犯行は多くありますし、セキュリティが脆弱な環境は犯人からターゲットにされる割合が非常に高くなります。
こういった環境での犯行を未然に防ぐ防犯対策としては、敷地内に侵入した時点で即時、「音」と「光」で威嚇・撃退を行うセキュリティシステムが有効的になります。
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