【福島県】3つの高校で相次いて窃盗被害が発生

侵入窃盗の事件簿
2021.12.17 金曜日
【福島県】3つの高校で相次いて窃盗被害が発生

教室など荒らされ現金持ち去られる

2021年12月10日から13日にかけて、福島県内の3つの高校で生徒の携帯電話や現金が盗まれる事件が相次いで発生していたことがわかった。

被害に遭った3校とも教室や部室などが荒らされており、生徒の鞄から現金などが持ち去られていたとの事で、教員や生徒が気付き警察に通報を行った。

窃盗被害の報告を受けた福島県の教育委員会では県内の学校に一斉に連絡を行い、貴重品の管理・施錠の徹底などを指示したほか、同様の被害が起きていないか確認を行った。

その後、新たな被害は発生しておらず、警察は同一犯の可能性を含め、窃盗や建造物侵入の疑いで調べを進めている。

|福島民友新聞より引用|

外部・内部の犯罪抑止に防犯カメラが有効

【福島県】3つの高校で相次いて窃盗被害が発生

生徒の鞄から現金や携帯電話が盗まれているという事から、白昼堂々と学校に侵入し、誰も居ない部室や教室に忍び込んで犯行を繰り返していたことが分かります。

県内の複数の学校で同様の被害が起きていることから、内部の犯行ではなく外部の人間による犯行の可能性が高いと考えられます。

学校のような教育施設は敷地が広く、環境によっては簡単に侵入できてしまう場所もあるため、十分な防犯対策を取ることが重要になります。

授業の関係で教室の移動があると無人となってしまいますので、小まめに施錠を行ったり貴重品の管理を徹底することは必須になります。

それでも不審者の侵入は防ぐことはできませんので、やはり防犯カメラ設置の必要性が出て参ります。

校舎出入口をはじめ、教室や貴重品の保管室、教材管理室、更衣室など、人の出入りが確認できる「廊下」に設置を行うことで、プライバシーを守りながら防犯対策を行うことができます。

防犯カメラがあることで、犯罪行為を抑止する効果を与えることができ、外部からの侵入に限らず、内部の犯罪行為に対しての防犯対策としても有効です。