【兵庫】置き鍵をコピーして泥棒繰り返した空巣犯
- 侵入窃盗の事件簿
- 2020.11.20 金曜日
集合ポストに置かれた鍵を物色
集合住宅のポストを物色し、合鍵として置かれていた鍵を複製し、住民が留守の間を狙って窃盗を繰り返していた男が逮捕された。
逮捕されたのは大阪府在住の30代の男で、2019年11月に神戸市内のマンションの一室に忍び込み、現金や貴金属など16点、計90万円相当を盗んだ疑いが持たれている。
兵庫県警の調べによると、平成27年~令和2年6月の間に仕事の出張を利用し、兵庫や大阪、北海道など5道府県のマンションに侵入し、窃盗を繰り返していたとのこと。
容疑者の自宅から130軒分の合鍵が見つかっており、41件、約760万円の被害を裏付けたという。容疑者の男は「盗んだ金は生活費や小遣いに充てた」と供述している。
|産経新聞より引用|
ポストなどへの置き鍵は危険
ポストに鍵を隠しておくという行為は、自宅に侵入されるリスクを生み、非常に危険です。
鍵を掛けた後、ポストや玄関周辺の隠せそうな場所に鍵を置いてから出掛けるという行動を取っている方、結構いらっしゃるのではないでしょうか。
鍵を無くしたときに業者に頼むと高くなるから合鍵を隠しておく、子供に鍵を預けると紛失する恐れがあるから置き鍵をしているなど、理由は様々だと思われますが、自宅の鍵を外に隠しておくという状況は、防犯上とても良くない状況になります。
今回の事件のように置き鍵を不正にコピーされてしまうと、侵入の形跡が残りづらく、金品が盗まれていたとしても被害に気付かずに、何度も侵入されてしまうといったことが起きてしまいます。
窃盗犯と鉢合わせという状況になってしまうと、命の危険にも繋がりかねません。
鍵をポストなどに置いている方がいらっしゃるようでしたら、財産・命の危険を考えて、鍵の管理の仕方を考え直してください。
被害に遭ってからでは手遅れです。被害に遭う前に防犯対策への意識を見直しましょう。
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