【静岡県】パラリンピック会場で窃盗未遂
- 侵入窃盗の事件簿
- 2021.09.06 月曜日
売店の商品を盗もうとした疑いで逮捕
新型コロナウィルス感染症により、1年の延期を経て開催された東京オリンピック・パラリンピック。
様々な課題や問題が生まれた中で、取材に来日していた外国人メディアの自称カメラマンの男が建造物侵入と窃盗未遂の疑いで逮捕されるという事件が発生した。
事件が起きたのは2021年9月3日、自転車競技会場が設営された静岡県小山町にある富士スピードウェイ内の売店。
事件当時、売店は休業中だったが店内には商品が陳列されており、容疑者の男が商品を物色していたところ、併設されているレストランの従業員が不審な物音に気付き確認をしたところ、逃げ出す容疑者の姿を目撃。 通報を受けた組織委員会が警察に連絡。目撃情報をもとに警察官が会場を巡回していたところ、容疑者の男を発見し逮捕となった。逮捕された容疑者はオリンピック放送機構に属するスタッフとのことで、警察による取り調べが続けられている。
|フジテレビ系(FNN)などより引用|
「立ち入り禁止」区域に生じる脆弱性
東京オリンピック・パラリンピック開催を巡っては、新型コロナウィルス感染症の感染拡大という大きなリスクをいかに防ぐかという焦点を第一に様々な賛否・議論が展開されましたが、防犯という点においても万全の対策が求められていた考えられます。
各会場とも関係者以外の観戦・会場への出入りが抑制され、基本的には無観客という形になり、国内はもちろん海外からの観戦客が来場することなく大会は開催されました。
大会開催期間中、様々な出来事がありましたが、滞りなく進行がされてパラリンピックも閉会を目前としたところで生じた窃盗未遂事件。
容疑者が大会関係者だったというところも含め、残念な結果になってしまいました。
大会開催前には万全な防犯対策を取るべく、各会場と組織委員会との間で綿密な施策・対策などが行われていたと思われますが、今回のケースのように例え立ち入り禁止区域と定めた場所でも、監視者の居ない場所に商品を保管し、外部からの出入りができてしまう環境を作ってしまうと窃盗犯罪を防ぐのは難しいと言わざるを得ません。
窃盗犯にとって都合の良い場所は、周囲に監視の目が無い環境です。
立ち入り禁止区域というのは、関係者以外の出入りを抑止するものになりますが、一方で監視者の目が行き届かなくなってしまい、防犯の観点で脆弱性が生じてしまう危険性もあります。
こういった脆弱性のある場所を作らないために、防犯カメラを設置するなどして、監視者の目が行き届く環境を作ることで犯行抑止、防犯対策の強化を進めていただければと思います。
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