【東京】シャッターをこじ開け侵入・宝石店で指輪の盗難発生

侵入窃盗の事件簿
2020.11.06 金曜日
【東京】シャッターをこじ開け侵入・宝石店で指輪の盗難発生

シャッターをこじ開け侵入

11月5日の午前5時ごろ、東京立川市にある宝石店から、指輪など商品が盗まれていることがわかった。

警備会社から110番通報がされ、警察が駆け付けた時には既に窃盗犯の姿は無く、店内のショーケースが割られ展示してあった指輪などが持ち去られた後だった。

店舗入り口のシャッターにはこじ開けたような跡が残っており、警視庁では被害額を確認するとともに窃盗事件として捜査を進めている。

|TBS系(JNN)より引用|

盗まれてからでは遅い防犯対策

【東京】シャッターをこじ開け侵入・宝石店で指輪の盗難発生

今回、被害に遭った宝石店は駅前の目立つ場所にあり、同じ建物の別の階には警備会社の事務所も入っているにもかかわらず、侵入窃盗をされてしまいました。

犯行が行われた時間は恐らく深夜、人気の少なくなった時間帯を狙っての犯行だと思われますが、大胆にも出入口のシャッターをこじ開けての犯行ということで、警備会社に異常を知らせる通知が届いている間に侵入し宝石を奪って逃走したことが想像できます。

警備会社に異常を知らせる通知が届いても、駆け付けるまでにはそれなりの時間がかかるため、その間に犯行を行い逃走されてしまうと、取り押さえることはまず不可能です。

また、駆け付けた後も犯人の追跡などは警備会社の業務の範囲外になりますので、結果的に盗まれてしまってから警備が行われるということになり、これでは全く警備の意味がありません。

防犯対策で一番重要なことは「盗まれないこと」です。

警察の捜査により犯人が逮捕されても奪われた物がすべて戻ってくる保証はありません。その点を考えると、盗まれないための防犯対策を行うことの方がより効果的です。

「盗まれないための防犯対策」は音や光による即時撃退を行うことが基本になります。窃盗犯が最も嫌がる「大きな音を立てる」「光に照らされる」「監視者の目がある」ことを備えた防犯設備を導入し「盗まれないための防犯対策」を行いましょう。