フリマアプリ出品「きのこ」に盗品の可能性

その他窃盗の事件簿
2021.10.19 火曜日
フリマアプリ出品「きのこ」に盗品の可能性

フリマアプリ運営会社から注意喚起

某有名フリマアプリのコンテンツに「山菜・きのこ類を出品する際の注意」として、山菜やきのこ類の出品に関する注意事項を発表した。

出品されている山菜・きのこ類の中に無許可で採取されたものが含まれている可能性があると注意を呼び掛けており、「他人の私有地や公有地で許可無く採取した山菜・きのこ類の出品はおやめください」という内容が掲載されている。

加えて無許可でキノコや山菜などを採取する行為は「森林窃盗罪」にあたり、3年以下の懲役または30万円以下の罰金が課せられる旨も記載されている。

同フリマアプリでは食用と判断できない山菜・キノコ類の出品に関しても食中毒を防止するべく注意喚起を行っている。

|日本テレビ系(NNN)より引用|

盗品が容易に売り出される現状

フリマアプリ出品「きのこ」に盗品の可能性

フリマアプリの登場で、盗品の売買や詐欺行為といった犯罪行為が行われる場が生じてしまったことは否めません。

現状の運用システムでは盗品の出品や詐欺行為を完全に防止・規制するフィルタが機能しているとは言えず、運営側の監視の目を搔い潜り、盗品が出品されているケースが多くあるとの事です。

管理・規制の見直しや強化を行い、盗品の売買ができないようにすることで、窃盗事件はかなり少なくなっていくことでしょう。

しかし、そこに至るまでにはまだまだ長い時間が必要になってくると思われます。

現実的に今できる事となると、ひとりひとりの防犯意識を高めていくことになります。

ちょっとした施錠ひとつから、置き鍵の防止、金品の保管場所の工夫などで窃盗犯が付け入る隙を与えなくすることができます。

企業や商売を営む上では防犯カメラやセンサー、警報器といった防犯設備を用いることで犯行を抑止する効果を与え、被害を未然に防ぐこともできます。

  1. 防犯対策をしっかりする
  2. 盗難事件が少なくなる
  3. 盗品売買の場の規制強化・撲滅をする

健全で安全なフリーマーケットの場を楽しめるように、まずは身近な防犯対策から始めてみましょう。