【滋賀県】加工販売会社に侵入し約200万円を入れた金庫が盗まれる

侵入窃盗の事件簿
2025.02.17 月曜日
【滋賀県】加工販売会社に侵入し約200万円を入れた金庫が盗まれる

工場内に侵入し金庫を盗む

近江牛の加工・販売などを行う会社の東近江市の工場から、現金約200万円などが入った金庫が盗まれる被害があった。
防犯カメラには、犯行の一部始終が捉えられていた。
2月6日午前8時頃、近江牛の加工・販売などを行う東近江市にある工場の事務所から金庫などが盗まれているのを、出勤してきた従業員が発見した。
事務所に設置された防犯カメラの映像には午前4時半頃、帽子とマスクを身につけバールのような物を持った人物が侵入し、金庫を引きずり出す様子が映っていた。
更に仲間とみられる別の人物も映っていて、2人で会話をしたあと、近くの机を移動させてよじ登り、高い場所にあるものを取ろうとしている様子が映っていた。
映像では事務所に入ってから出ていくまでわずか2分30秒程だった。
工場の従業員によると、盗まれたのは高さ1メートル、幅30センチほどの金庫で、中には売上金約200万円などが入っていた。
更に入口の扉のガラスが割られ、他の防犯カメラの映像が保存されるハードディスクも盗まれたという事で、警察は窃盗事件として捜査を進めている。
被害に遭った工場長は「従業員がいない時間帯でしたが、鉢合わせていたらと思うと恐怖でしかありません。警察には早く犯人を捕まえてほしいです」と話している。

|滋賀 NEWS WEBより引用|

金庫の盗難被害が全国的に相次ぐ

【滋賀県】加工販売会社に侵入し約200万円を入れた金庫が盗まれる

全国的に事務所や店舗、倉庫などの中に保管されている金庫を狙った盗難被害が闇バイトによる事件も含めて相次いでいます。
金庫はバール等のこじ開けを対策したタイプもありますが、金庫自体を持ち去られない為に金庫をアンカー打ちをして固定するなどの対策を取るか、現金や貴重品といったものを営業終了後は保管しておかない対策が重要となります。
また、今回の事件では録画したデータを保存するハードディスクも盗まれていたとの事で、録画装置等の機器は叩き壊されたり持ち去られてしまうリスクもありますので、なるべく目立たない場所に保管しておくことが大切です。
犯人は犯行の前に入念に下調べを行い、侵入経路や不在時間、金庫の場所等を確認したうえでの犯行となり、犯行時間は10分以内で終わることがほとんどとなりますので被害に遭った後に気付く事になってしまう可能性があります。
その為、下見の段階で犯行を諦めさせる為の「犯行を未然に防ぐ」防犯対策が重要となってきます。

工場や事務所になりますと、防犯カメラの設置は勿論、店外の扉や従業員用出入口等に目立つように「24時間監視中」といった看板やステッカーを貼る事や、パトライトやセンサーライトといった防犯機器を設置する事で下見の段階から諦めさせる事が可能です。
また、敷地外周に赤外線センサーを設置し、無断侵入を検知した段階でライトやパトライト等を連動させ、強力なサイレンを鳴らす事で犯人をその場で威嚇・撃退する事が可能です。
侵入を検知した際にはお手元のスマートフォンやパソコンに通知を行いその場で現地の映像を確認し、遠隔でサイレンを鳴らしたり止めたりする事が可能です。

更にAI搭載のカメラを設置する事でカメラ自身が人や車の侵入を検知し、サイレンやライトを作動させることでより強固な防犯対策が可能となります。

詳しくは弊社の防犯設備士までお気軽にご相談ください。