【静岡県】被害総額600万円 一晩で大量の農機具が盗まれる事件発生
- 農業の盗難事件簿
- 2022.06.13 月曜日
防犯対策が無い場所を狙った犯行
たった一晩でおよそ20点の農機具が消えた。農作業現場の異変に気付いたのは、牛妻地区で米やお茶を育てる農家の男性。
盗まれたのは、肥料を混ぜる重機から高圧洗浄機など19点。被害額は、およそ600万円にのぼるという。全長およそ4メートルのダンプも盗まれており、ダンプはカギが付けられたままだった。
被害に遭った男性は、「危機感が薄れていた。顔見知りの人しか通らない道で自分たちの敷地で、まさか持ってかれるってことが頭になかった」「あしたにでも必要なものもあるので本当に早く返してほしいですね。それにつきますね」と思いを告げた。
現場に防犯カメラなどは設置されておらず、現場付近には街灯も無く、とても急こう配な場所との事。
男性は24日に被害届を提出していて、警察は現場検証を進めるなど窃盗事件として、捜査をしている。
|静岡放送(SBS)より引用|
音や光を出す威嚇・撃退システムが有効的
時代が進むにつれて盗難の手口も巧妙化になっており、盗む時間も大幅に短縮されてきております。盗まれた農機具の量などから、複数人による窃盗グループでの犯行が考えられます。
窃盗グループは入念な下調べをした上で実行しております。「何時から何時までこの駐車場にある」「家族は何時頃出かけて何時頃帰ってくるか」などまで調べて実行に移しています。
盗難された車両や農機具は海外に密輸されるケースがほとんどであり、持ち主の元へ返ってくる望みは極めて低いです。
現在はTwitterなどのSNSで情報提供を呼びかける事で、被害に遭った車両などが手の届かなくなるまでに発見できる可能性は多少なりに増えているかもしれませんが、確立として低い事には変わりはありません。
広大な敷地や夜間になると灯りが無い環境下の場合は、防犯カメラの設置だけでは無く、センサーやライト、警報機といった威嚇・撃退型の防犯対策の設置・導入により、被害を未然に防ぐ方法が推奨されます。
不審者が敷地内に侵入し、センサーが検知すると管理者の携帯電話・スマートフォンに異常があった通知が届きますので、防犯カメラの映像で現地の状況確認しながら遠隔操作で警報を鳴らしたり、警察に即座に通報を行う事も出来ます。
お薦めの防犯機器
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- センサー同士の干渉による誤作動防止モデル
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