家畜・農作物の盗難対策は「音や光で犯人を威嚇」

農業の盗難事件簿
2020.10.06 火曜日
家畜・農作物の盗難対策は「音や光で犯人を威嚇」

群馬県防犯設備協会からの助言

群馬県、埼玉県を中心に家畜や農作物の盗難事件が多発していることを受け、群馬県防犯設備協会では電話や訪問での無料相談を受けており、9月下旬ごろからチラシ等で呼びかけを行ったところ、県内の農家や生産者から相談が寄せられたという。

相次ぐ盗難被害について同協会の事務局長は「カメラで犯行映像を残せても盗まれた作物は戻ってこない。作物が盗まれないように音や光で犯人を威嚇することが必要」と話している。

8月中旬から下旬にかけては農家や生産者から不審車両や侵入の形跡などの相談が増えており、JAを経由して寄せられた生産者からの相談に同協会が回答を行うといったこともあったとのこと。

相談内容に応じて防犯設備士などの専門家が無料で現地を訪問する体制もあるため「気軽に相談してほしい」と呼びかけを行っている。

|日本農業新聞より引用|

窃盗犯の撃退には音と光と監視

家畜・農作物の盗難対策は「音や光で犯人を威嚇」

防犯カメラの存在は侵入窃盗犯に対し「監視者の目」という心理的効果を与えることで犯行の抑止効果があることと、有事の際の証拠映像の記録によりその後の警察の捜査や逮捕後の証拠能力として大いに役立つものです。

その防犯カメラの設置に加えて、敷地への不法侵入があった際に光や音で威嚇を行い、その場で窃盗犯を撃退するセキュリティ機器の設置を行えると防犯対策として非常に効果的です。

窃盗犯が最も嫌うのが「大きな音を立てられること」「光に照らされること」「誰かに見られること」です。

未だに続いている家畜や農作物の窃盗被害を一刻でも早く防ぎ、犯人逮捕へと繋ぎ、安心できる環境を取り戻すためにも群馬県防犯設備協会の事務局長がおっしゃる通り「音や光で犯人を威嚇」することで即時に撃退を行う防犯対策を整えることが重要です。

防犯対策におきましても、防犯設備士という資格を持った専門家が無料で相談や現地調査の対応を行っておりますので、警察には相談しづらいという場合などは、お気軽に防犯設備士へご相談ください。

防犯設備士の現地調査では実際の現場を見た上で、防犯上侵入されやすい場所などを見つけ出し、どのような対策を行うことで被害を防ぐことができるのかを依頼主さまのご意向を伺い、ご相談しながら解決策をお伝えします。