【埼玉県】100件超えのカーナビ窃盗容疑で男3人逮捕

侵入窃盗の事件簿
2021.04.09 金曜日
【埼玉県】100件超えのカーナビ窃盗容疑で男3人逮捕

北関東エリアを中心に連続窃盗の疑い

2020年11月16日の未明、埼玉県内の自動車用品店から、カーナビ7台(約90万円相当)を盗んだとしては30代の男2人と70代の男が逮捕された。

埼玉県、栃木県、群馬県の北関東を中心に、自動車用品店からカーナビが盗まれる被害が100件以上発生しており、警察の捜査によって容疑者グループを割り出すことができた。

警察ではこの100件を超える窃盗事件に男らが関与していると見て、引き続き捜査が続けられている。

|産経新聞より引用|

犯行の動機は転売目的か

【埼玉県】100件超えのカーナビ窃盗容疑で男3人逮捕

自動車用品は高価なものが多く、カーナビなどは高額なものになると数十万円にも上ることから、犯行グループの目的は転売による侵入窃盗と考えられます。

インターネット転売サイトやアプリなどの便利なサービスの登場により、盗品の転売目的での利用も増えていることも少なからず影響があると思われます。

高額商品を取り扱うお店では、警備会社による警備などの防犯対策を行っていると思われますが、昨今の窃盗犯罪は犯行のスピード化が顕著に出ており、侵入から2~3分で金目のものを奪って逃走します。
このような短時間での犯行となりますと、警備会社が通報を受けて急いで駆け付けたとしても、犯人の姿は無く捕まえる事も出来ずに商品も戻ってくることはありません。

近年の犯行のスピード化に対抗する防犯対策として最も有効なのが、不審者の侵入を検知した時点で警報機やサイレンを鳴らしたり、眩しい光で照らし出したりする「威嚇・撃退」型の防犯システムです。

侵入検知と同時に店舗管理者のスマートフォンにも通知が届きますので、防犯カメラの遠隔監視映像で即座に現地の様子を確認することも可能です。

高額な商品を盗まれないためにも、侵入される前に追い払う防犯対策を取り入れることをお勧めします。