【栃木県】総額800万円”高級盆栽”窃盗
- 侵入窃盗の事件簿
- 2023.12.27 水曜日
防犯カメラの位置把握か
棚に置かれた盆栽を次々と下ろしていく、帽子をかぶった人物。
一瞬、防犯カメラの方を気にするような視線が。
12日、栃木県鹿沼市の展示即売場で、盆栽が盗まれていることに気付き、警察に通報した。盆栽を販売していた「和楽美園」によると、しゃがんでしまうと盆栽の陰になって丁度見えず、防犯カメラの死角をうまくついたような犯行だったとのこと。
12日の午前1時ごろ、即売場前に現れた車から2人が降りてきた。
車が去っていくことから、少なくとも3人が関わっていたことが分かる。
即売場によると、盆栽24鉢が盗まれ、被害総額はおよそ800万円に上るという。正面の入口にはライトや防犯カメラが設置されており、入口を通ると「ピンポーン」と音が鳴るとのこと。
音が鳴らなかったことから、死角になっている塀をよじ登って侵入したとみられている。
盆栽を素早く棚からおろす以外、犯人はなかなか防犯カメラに映らなかったという。警察が窃盗事件として捜査している。
|yahoo!ニュースより引用|
死角を狙った犯行
今回、盆栽の展示即売場にて窃盗事件があったとのことですが、防犯カメラの死角を狙った計画的な犯行だったことが記事から推測できます。
せっかく防犯カメラを設置していても、死角になる場所で犯行が行われてしまったら元も子もありません。
また、犯人は犯行前に必ずと言っていいほど下見を行う為、防犯カメラだけではない、強固な防犯対策を行うことで下見の段階でターゲットから外す必要があります。
展示即売場であれば、出入口にパッシブセンサーやドアスイッチ、さらに会場内にトライウォッチャーや警報ベルを設置することで、時間外に死角から侵入された場合でも会場内でセンサーが検知し、けたたましい音で侵入者を威嚇・撃退する事が可能です。
また、検知した際に、お手元のスマートフォンやパソコンにメールや音声の通知がされ、遠隔での現地の映像を確認することも可能です。
このように死角ができやすい場所で、死角を極力少なくするためにも、最低限の機器の台数で最大限の効果を発揮できるようなご提案をさせて頂きます。
詳しくは弊社の防犯設備士までお気軽にお問い合わせください。
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