防犯用語辞典

Glossary

P2P

ぴあつーぴあ

スカイプでも利用されているネットワーク通信方式で「ピアツーピア」と呼ぶ。

コンピューター同士を直接ネットワークで接続し通信するもの。

例えば防犯カメラの遠隔監視においては、通常、閲覧側のPCが外部サーバーにアクセスすることで、カメラや録画装置の映像を閲覧する。(カメラや録画装置はサーバー経由で閲覧側PCに映像を提供する)

そのため、サーバーに多数のアクセスが集中したり、サーバーのスペックが低いと通信に影響がでる。

P2Pの場合はサーバーを経由せずに直接カメラや録画装置にアクセスできるため、サーバーダウンによる通信遮断やアクセス集中による速度低下がない。

中継に大規模サーバーを設置する必要がない為、大幅なコストダウンが可能になるが、反面、ウィルス感染などの危険性も危惧されている。

P2Pに関連する言葉

  • ベストエフォート

    インターネット回線などで、品質を保証しない、理論最大値の性能の事。 例えば、ADSLのインターネット回線の場合、契約は54Mbpsで契約できるが、これはベストエフォート型のサービスの為、時間帯や基地局からの距離で、その数 … 続きを読む

  • 通信プロトコル

    ネットワークを介して機器同士が通信する際の通信手段の規格。 対応しているプロトコルが異なる機器同士は通信ができない。 インターネットへの接続に用いられるTCP/IPや、WEBブラウザが使用するHTTP、ファイル転送で使用 … 続きを読む

  • 無線LAN

    LANケーブルを使わずに電波や赤外線等を利用した無線の通信方法。 2.4GHzの周波数帯を使う電波式の、「IEEE802.11g(最大54Mビット/秒)」、「IEEE802.11n(最大100Mビット/秒)」などがある。 … 続きを読む

  • スイッチングハブ

    スイッチングハブ (switching hub) とは、ネットワークにおいて機器と機器の中継をおこなう機器。 通常はLANケーブルによって機器と機器を中継する。 スイッチングハブはデータの送り先を解析し、機器に関係あるデ … 続きを読む

  • ADSL回線

    【Asymmetric Digital Subscriber Line】(非対称デジタル加入者線)の略で、上り(パソコン⇒インターネット)と下り(インターネット⇒パソコン)の通信速度が非対称(Asymmetric)である … 続きを読む