群馬・埼玉を中心に発生した畜産窃盗事件、全国的に波及か

農業の盗難事件簿
2020.09.18 金曜日
群馬・埼玉を中心に発生した畜産窃盗事件、全国的に波及か

模倣犯、類似犯が全国的に増加

2020年5月ごろから群馬県、埼玉県を中心とした豚や牛といった家畜が連続して大量に盗まれるという事件・被害が起き、群馬県では防犯対策のための助成金制度を設けるなど、各自治体による対策が行われているが、ここに来て被害の拡大が懸念されている。

埼玉県内では8月以降、梨農家から大量の梨が盗まれるという事件が起き、長野県ではシャインマスカットなど高級ブドウの盗難被害が発生、岐阜県でもヤギとニワトリが盗まれる事件が起きている。

岐阜県で起きた事件ではフィリピン国籍の男2人組が逮捕されているが、それ以外の地域で起きた事件は未だ容疑者の逮捕に至っていないものが多く、全国的に家畜や農作物を狙った事件が広がりつつあることがわかる。

事件を模倣したり類似した犯行を行う者が増えて来ていることからも、これ以上の被害が発生しないよう、早急な防犯対策を行うことが求められる。

各種防犯機器で侵入される前に撃退

群馬・埼玉を中心に発生した畜産窃盗事件、全国的に波及か

全国的に被害の拡大が懸念される現状、1日でも早い防犯対策を行うことが被害を未然に防ぐうえで重要になります。

防犯カメラの設置は『監視の目』という意味で、犯行の抑止効果がありますので、設置・導入を行うことで防犯対策には有効になりますが、現在問題化している家畜や農作物の盗難事件のようなケースでは、より強固に侵入を阻止するための防犯対策を行うことがより効果的になります。

今回のような場合に有効的なのは不審者が敷地内に侵入をした際に大音量の“音”や“音声”、強力な“光”、瞬時に異常を知らせる“警報通知”と防犯カメラによる“証拠の記録”です。
侵入窃盗犯が最も嫌がるのは“音”と“光”と“監視の目”と“通報されること”になります。侵入があった時点で威嚇・警報を行い、窃盗犯を即時に撃退することで大切な家畜や農作物を窃盗の被害から未然に防ぐことができます。

このセキュリティシステムの設置の際は、侵入窃盗の被害の可能性を限りなくゼロにするため、防犯設備士という資格を持った防犯のプロが、実際に設置を行う場所に出向き、最適な機器の選定と効果的な設置位置のご提案を致します。