防犯用語辞典
仮睡盗
かすいとう
スリの手口の一つ。
仮睡者(寝具の中ではなく、外出先で眠り込んでしまった人)から盗みを働くスリの手口。
電車の中で居眠りをしている人や、酔って眠り込んでしまった人、不特定多数の人が出入りする施設で寝ている人(漫画喫茶など)などが狙われる。
週末の繁華街や、土・日曜日の早朝の駅構内などは、泥酔している人がホームや電車の中で前後不覚になってしまうことが多く、狙われやすいので、注意が必要。
見張り役と実行役に手分けして行われることもあり、財布から現金を抜くだけでなく、クレジットカードを盗み出し不正利用する事例もある為、非常に危険。
仮睡盗に関連する言葉
CANインベーダー
自動車には自ら異常を感知し、ドライバーに警告を伝える自己診断機能(OBD2)という機能が装備されており、自動車各部からOBD2へ繋がる配線を「CAN信号」と呼ばれる信号が流れています。 「CANインベーダー」と呼ばれる手 … 続きを読む
割れ窓理論
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ストーカー規制法
ストーカーを規制する法律。恋愛感情などの好意の感情に基づくものに限定されている。 女性だけでなく男性も保護対象であり加害者が同性でも適用される。 以下のような行為がストーカー行為(つきまとい行為)とされている。 住居、勤 … 続きを読む
ピッキング
鍵穴にピックという耳かき状の特殊工具を差し込み、鍵穴内部のシリンダーを巧みに操作し、不正解錠する手口。 空き巣や車上荒らしが使う犯罪手口の一つ。 1990年代に大幅な増加傾向を見せたが、構造の複雑な錠前の普及などにより、 … 続きを読む
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