【東京都】某テレビ局員が侵入窃盗容疑で逮捕
- 侵入窃盗の事件簿
- 2021.08.20 金曜日
無施錠の部屋を選んで犯行に及んだ疑い
東京都港区のマンションに住む20代の男性宅に侵入し、ワイヤレスイヤホン(1万円相当)を盗んだとして、某テレビ局に勤務する20代の男が逮捕された。
事件が起きたのは2021年5月30日の午前5時ごろで、容疑者の男が住む自宅近くにあるマンションに忍び込み、3階にあった被害者宅が無施錠だったことから部屋に侵入。
室内では住人の男性が就寝中だったが、物音に気付いて目を覚ますと、容疑者の男は机の上に置かれてあったワイヤレスを持ち去り逃走したという。その後、警察が犯行現場付近の防犯カメラ映像を確認するなどして捜査を進めたところ、容疑者の関与が浮上。8月17日に身柄を拘束した。
被害者と容疑者には面識がなく、侵入したマンション内の無施錠の部屋を探して犯行に及んだと見られており、警察の調べに対し「借金があり、現金を盗めば生活が楽になると思った」と犯行を認めているという。
容疑者の男が勤務していたテレビ局は「事実確認を行い、厳粛に対応する」と声明を発表している。
|共同通信などより引用|
就寝時・外出時はわずかな時間でも施錠
オートロック式のマンションや高層マンションの上層階などでは、セキュリティ面で優れている構造や警備会社との連携などの影響で、無施錠の住宅が多いと一時話題となりましたが、現在でもその風潮は残ってしまっているのかもしれません。
しかし、扉や窓を無施錠にしたまま就寝してしまったり、出掛けてしまったりするというのは防犯上とても危険であることに変わりはありません。
オートロック式のマンションであっても、建物の構造などによっては、エントランスを通らずに簡単に敷地内に侵入できてしまうような場所もあります。
先日、当防犯情報ブログでも紹介しました「【大阪府】置き配食料品を盗みマンション敷地内で生活」という記事でも、簡単にマンション敷地内に侵入できてしまうということが分かります。
窃盗犯の狙いのひとつに「無施錠の住宅」というのが常にあります。中には白昼堂々住人が居るにもかかわらず、隙を突いて侵入する「居空き」という犯行を行う者もいますので、注意が必要です。
ましてや真夜中の就寝時や外出時に至っては、わずかな時間でも面倒くさがらずに、必ず戸締りを行うようにしてください。
マンションやアパートなどの集合住宅では防犯カメラを設置している建物が増えて来ています。
防犯カメラによる監視体制が整っていることで、不審者の侵入を抑止する効果があり、住人にとっても安心感を得ることができます。
但し、防犯カメラの存在は各住戸が施錠をしっかりとしているという前提があることで、その効果をより発揮しますので、普段から隙の無い防犯対策を心がけていただければと思います。
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