【茨城県】窃盗被害後、元に戻されたトラック
- 車両・重機の盗難事件簿
- 2021.08.11 水曜日
盗んだトラックを2時間後戻しに来た窃盗犯
2021年8月3日の深夜、茨城県内にある工場の駐車場から1台のトラックが盗まれる様子が防犯カメラに映し出されていた。
犯行時間は約30分、その間トラックに侵入し車内で何かしらの作業を行うと、仲間と思われる2台の車とともにトラックは走り去って行った。
しかし、その2時間後に盗まれたトラックは窃盗犯により、もともと駐車されていた位置にしっかりと戻され、窃盗犯はその場を後にした。
一時的とはいえ盗まれたトラックはトラクターなどを運搬する特殊な車両で、このトラックが盗まれた時間帯に市内のトラクターや重機が盗まれる事件が発生していることから、窃盗犯はトラクターなどの窃盗を目当てに、重機が運べるトラックを盗み出して利用したと推測される。
被害に遭ったトラックを所有している工場では、重機などの窃盗に自社のトラックが利用された可能性があることを受け、警察にトラック盗難の被害届を提出するとともに、警察の捜査への協力を示している。
|FNNプライムオンラインより引用|
盗んだ車を利用した窃盗事件が多発
窃盗犯の移動手段やターゲットの車両を運搬するために、車やナンバープレートを盗むという手口が多く発生しています。
窃盗犯は犯行に及ぶ上で自らの名前や住所が登録された車を使用することはせず、盗んだ車を犯行に使用したり、ナンバープレートを差し替えて犯行に使用するなど、足がつかないように偽装工作を行います。
犯行に使用された車は、その場に乗り捨てられることもあれば、違法ヤードなどに持ち込まれ転売されてしまうこともあります。
今回のケースではトラクターなどの重機を盗み出すために、運搬用の特殊車両が必要となり、工場の敷地内に止めてあったトラックを悪用されたと考えられます。
さらに犯行の発覚を遅らせるため、あえてトラックを元の場所に戻すという行動も起こしていることから、入念な計画のもと犯行が行われたことが推察されます。
窃盗犯の多くは事前の下見を行った上で、盗みを働きやすい環境に狙いを定めて犯行を行います。
そのため、被害に遭わないためには「防犯対策がどれだけ整っているか」が大きなポイントになってまいります。
敷地の出入口を始め、敷地全体が隈なく赤外線センサーが張り巡らされ、何台もの警報器とLEDライトが並び、24時間連続監視中の防犯カメラが設置されているのが分かれば、窃盗犯はまずターゲットにしようとは思わないでしょう。
自社の車やトラックが盗難の被害に遭ったり、別の窃盗事件に悪用されたりしないためにも、窃盗犯が近づけない防犯対策を行うことをお薦めします。
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