【群馬県】太陽光発電施設の窃盗被害が増加
- 屋外の事件簿
- 2022.04.07 木曜日
銅の買取価格高騰が影響
群馬県太田市にある太陽光発電施設で銅線ケーブル2400m(約7トン)が盗まれる被害があったことを発表した。
世界的に需要の高まりによる銅の買取価格高騰が全国各地で発生している銅線ケーブル窃盗の背景に強い影響を及ぼしている。
銅の買取価格は2021年に1トンあたり84万円だったが、現在は1トンあたり131万円にも上昇しており、近年の最高水準を記録しているという。
近年では太陽光発電施設を狙った窃盗事件が相次いで発生しており、昨年8月には前橋市内の施設から銅線ケーブルを盗んだとして茨城県の犯行グループが逮捕されるなど、隣県の栃木県や埼玉県でも同様の被害が確認されている。
こうした被害を受け、市では防犯カメラの設置を進める方針だが「警備を強化しても侵入される事もあり、どこまで対策をすれば良いのか難しい」と担当者は打ち明けている。
実際に通報を受けてから駆け付けても犯人を捕まえられなかった事例もあるとの事で「費用をかけても、絶対という対策が無く、結局いたちごっこ」とため息をついている。
|上毛新聞より引用|
犯行を諦めさせる対策がポイント
太陽光発電施設の銅線ケーブルを狙った窃盗事件の増加は前述の通り、銅の買取価格の高騰が大きな影響を与えていますが、なぜ太陽光発電施設に被害が集中しているかというと、以下の要因が挙げられます。
- 周囲の人通りが少ない郊外に多く建てられている
- 基本的に無人の施設のため監視の目が行き届かない
- 夜間の暗闇に紛れて忍び込みやすい環境
- 面積が広いため防犯対策への費用がかけずらい
- 大きな音をたてても気付かれにくい
このように窃盗犯にとって侵入しやすい環境・条件が多く揃ってしまっていることが、被害が後を絶たない要因のひとつと考えられます。
今回の事件ではフェンスを切断してかなりの長さのケーブルを盗んでいることからも、重機や電気工具を持ち込んで犯行に及んでいることが推測されます。
それだけに太陽光発電施設の防犯対策としては、防犯カメラの設置やセンサーライトの設置といった対策だけでは被害を防ぐのは非常に難しいと思われます。
コストが掛かってしまうため、防犯設備の導入が難しいというのは確かにあるかもしれませんが、銅線を盗まれてしまっては元も子もありません。
修繕・復旧にはより多くの時間も費用も掛かってしまいますので、盗まれない、侵入されないためのしっかりとした防犯対策を行うことが重要になります。
「不審者が敷地に立ち入った瞬間にけたたましいサイレン音と音声、赤色灯を点灯し、LEDライトで照らし出す、同時に管理者へ異常を知らせる通知を送り、即座に現地の様子を確認しながら110番通報を行う。」
これくらい強固な防犯対策が必要なくらい、近年の窃盗犯は犯行を計画的に企てて来ます。
「防犯カメラ×威嚇・撃退型のセキュリティシステム」で、窃盗犯が立ち入る隙を与える事なく、犯行を諦めさせる防犯対策を取ることを推奨いたします。
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