アパート・マンションの有効な防犯対策
- 防犯コラム
- 2021.06.18 金曜日
アパート・マンションでの心配事
マンションやアパートのオーナー様、管理組合の方たちが必ず懸念していることのひとつとして「入居者の安全確保と治安維持」が挙げられます。
例えば、部外者の不法侵入から犯罪につながることや、放火、無断チラシ投函、ゴミの不法投棄、駐車場での車上荒らし、イタズラ、入居ルール違反(ペットや入居人数の違反)等の心配事が考えられます。
特に入居者を含めて、不特定多数の人の出入りがある場所なので、全ての居住者の把握を行うことは難しく、不審者の特定などは簡単にできることではありません。
そこで防犯カメラを設置することで、不法侵入や放火、車上荒らし、イタズラを抑止し、24時間撮影・録画することで無断チラシ投函やゴミの不法投棄、入居ルール違反を確たる証拠として保管し、後日の対応に活かすことが可能になります。
では、防犯カメラを設置する際に有効的な設置方法や実際の効果といったものはどういったものがあるのでしょうか?
防犯カメラを設置する際のポイントと効果
- エントランスの監視
現在、マンションではオートロック式のエントランスが増えておりますが、オートロックは差し込み(紙を差し込み誤作動させる)や共連れ(住人の後をついて一緒に入っていしまう)等の手口で簡単に突破できてしまいます。
そのため、エントランス内から外に向けて、人相や人物の特定ができるように防犯カメラの設置を行います。この時注意する点としまして、暗い所から明るい所を映すことになりますので、逆光での白とびや黒潰れに対応したワイドダイナミック機能を持ったカメラを選ぶことです。
- 建物内ではBOX型カメラを選ばないこと
屋外と違い、建物内は防犯カメラ取付け高さに限界があるため、ジャンプすれば届く高さに防犯カメラを設置する場合もあります。
その場合、従来のBOX型のカメラでは簡単に向きを変えられてしまうので、耐衝撃型のドームカメラにすることで、カメラの向きを変えられてしまうことが無くなります。- 駐車場・駐輪場の監視
車両盗難の大部分は駐車場で起きています。また利用者同士の駐車場でのトラブル(ぶつけてしまった、駐車場内での事故等)も起こり得ますので、盗難の予防と利用者トラブル対策として映像を記録することで事実確認を行うことができます。
駐車場への防犯カメラ設置におきましては、駐車場の形状にもよりますが死角が生じない場所で、かつ防犯カメラの存在がアピールできる場所に取り付けることがポイントです。
敷地全体で万全の防犯対策が行われている雰囲気を出すことで、犯罪や迷惑行為を抑止する効果を出すことができます。そのため、駐車場やエントランスの防犯カメラの設置位置というのは、周囲に万全の防犯対策が取られていることを伝える上で非常に重要な箇所になります。- ゴミ捨てルール違反の監視
ゴミ捨て場を防犯カメラで監視することで、ルール違反や不法投棄を抑止するだけでなく、当該人物の特定を行うことが可能です。
また、毎日ゴミ捨て場に立たずとも、いつでもカメラ映像を確認できますので、住民同士の余計な軋轢を生まずに済みます。
このように防犯カメラには犯罪や迷惑行為の抑止効果があり、泥棒が下見を行う段階で、侵入をあきらめる環境を作ることが可能になります。
しっかりとした防犯対策が取られていることで、入居者の安全確保と治安維持が実現されるだけでなく、部屋を探している方に選んでもらい、入居率を上げ、資産価値を高めることにも繋がります。
そして、アパートやマンションでは建物内共用部の他に、屋外で入り口部分や駐輪場、駐車場に設置することも多く、カメラの撮影範囲に公道が含まれる事も多く、現在各地での事件解決にアパートやマンションに設置した防犯カメラが一役買っており、入居者の安全を確保するだけでなく、安全な地域を作り出すことに役立っているともいえます。
お薦めの防犯機器
日本防犯設備が自信をもってお勧めする「Fシリーズ」
200万画素TVI屋外赤外線カメラ- 総画素数200万画素のフルHDカメラ
- 3軸調整により壁面設置も天井吊り下げも可能
- 侵入者の破壊行為にも耐える耐衝撃性能
- 赤外線照射で夜間も鮮明に撮影
製品の詳細情報を見る日本防犯設備が自信をもってお勧めする「Fシリーズ」
TVI屋内赤外線ドームカメラ- 総画素数200万/400万画素のフルHDカメラ
- 設置場所の雰囲気を壊さないスマートな外観
- 赤外線照射で夜間も鮮明に撮影
製品の詳細情報を見る圧倒的な高精細描写のH.265ハイブリッド録画装置
H.265ハイブリッド録画装置- H.265圧縮により、超高画質・長時間録画が可能
- PC・スマートフォン・タブレット遠隔監視対応
- CMS機能で複数拠点を一括管理
製品の詳細情報を見る