【東京都】受付をすり抜け無銭入浴した男
- 侵入窃盗の事件簿
- 2021.07.05 月曜日
従業員の目を盗んだ悪質な犯行
2021年6月29日、東京都大田区にある銭湯で受付をすり抜け無銭入浴をする男の姿を、店内に設置していた防犯カメラが捉えていた。
無銭入浴をした男が現れたのは受付が接客対応に追われていた正午過ぎで、入浴用の券売機に並ぶそぶりもせず、受付脇を素通りし浴場へ。
不審に思った従業員が防犯カメラ映像を確認すると、ひとりの男が料金を払わずに浴場へ向かったのを確認。すぐに警察に通報を行った。
男は約15分後に2階にある休憩室に現れると、程なくして1階へと降り、来た時と同様に受付の脇をすり抜けると、店の外へと出て行った。
現場に警察官がまだ駆け付けていなかったため、店の従業員が後を追いかけ声をかけると、男は「忘れ物を取りに来ただけだ」と言い残し自転車で走り去ってしまったという。
店では悪質な無銭入浴として被害届を提出、警察は詐欺の疑いで捜査を進めている。
|ABEMA/『ABEMAヒルズ』より引用|
防犯カメラ「監視中」告示による抑止効果
今回のような事件は街中にある銭湯に限らず、大型の温浴施設やホテル、旅館といった場所でも起こりうる事件です。
従業員の目を盗んで入浴を行ったり、飲食を行うなどの行為は全国でも発生しており、無銭でサービスを受けるなどした容疑者は主に建造物侵入や窃盗の疑いで逮捕されています。
たくさんの来店者の対応に追われる中で、従業員の隙を突いてサービスの提供を受けようとする「招かれざる客」に対しては、防犯カメラによる対策がひとつの手段になります。
人の目に代わり、目の行き届かない場所を映すことで、素早く不正入店者の割り出しや事実確認を行うことが可能になります。
また、防犯のためには目立つ場所に「監視中」の案内を出しておくことをお勧めします。店舗の内観を保つため、大々的に「防犯カメラ監視中」の掲示を行うことが難しい場合もあるかと思われますが、防犯カメラが備わっているということを明示しておくことで、犯行を抑止することが可能になります。
被害に遭った銭湯では受付でのすり抜けを防止するための改装を検討しているとのことですが、改装に併せて防犯カメラの設置位置なども見直すことで、より防犯性を高めることもできますので、この機会に対応を行うことをお勧めします。
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