【埼玉県】歯科医狙った連続窃盗被害
- 侵入窃盗の事件簿
- 2020.07.28 火曜日
県内複数医院で被害発生
2020年1月~7月の間に、埼玉県東部から南部の範囲で複数の歯科医院への侵入窃盗被害が相次いで起きている。
埼玉県警の発表によると、歯科医院や個人病院など約60軒で総額約800万円もの窃盗被害が起きており、7月16日~17日の未明にもさいたま市内にある複数の歯科医院で被害が発生したとのこと。
いずれの被害現場も出入口のドアや窓ガラスを壊されて医院内のレジなどから現金が盗み出されており、同県警の生活安全総務課の担当者によると「医院では入り口近くにレジが置かれているケースが多い」と見解を示している。
営業時間外や休診日で院内を空ける場合は、レジの中身を空にした上で引き出しを開け、一目でレジが空になっているということが分かるようにし、売上金などは安全な場所へ移すような対策を推奨している。
|毎日新聞より引用|
出入口付近とレジ上を防犯カメラで対策
病院やクリニックなどの防犯対策としてお薦めなのが、出入口付近とレジ上(受付内)への防犯カメラの設置です。
出入口付近への設置は人の出入りの確認ができるだけでなく、防犯カメラでの監視を行っていることを伝え、犯行を抑止する効果を持たせています。
万が一侵入されてしまった場合でも、出入口にある防犯カメラが侵入者の姿を逃すことなく捉えることになりますので、後々の警察の捜査で活用され、犯人逮捕のキッカケや捜査の裏付けとして効果を発揮します。
レジ上への防犯カメラの設置は、外部からの侵入者の撮影だけではなく、従業員やスタッフなど内部の人間による不正を防止するという効果もあり、さらには従業員のマネジメントとしても活用することが可能です。接客状況やお客様トラブル対策など、医院の運営面でも防犯カメラは大いに役立ちます。
まずはレジのお金を安全な場所に移す対策から始め、防犯カメラの導入でより厳重な防犯対策を行い被害を未然に防ぐようにしてください。
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