【東京都】頻発する新たな手口の窃盗事件に注意
- 侵入窃盗の事件簿
- 2021.04.20 火曜日
業者を装う電話後に盗難被害
東京都内で宅配業者を装った新手の手口の窃盗事件が頻繁に発生している。
事件が起きたのは3月19日で、調布市内にある住宅に宅配業者を装った男から「荷物を届けたいが、道が狭くて車が入れないので、近くまで取りに来てほしい」という電話を住人が受けた。
電話を受けた住人が指定された場所まで出向くとそこには誰も現れず、不審に思いながらも自宅へ戻ると窓ガラスが割られ、現金およそ10万円や貴金属などが盗まれていたという。
4月には世田谷区でも同様の手口の事件が発生しており、警察では玄関のインターホンに映っていた不審な男が事件に関与していると見て捜査を進めている。
|テレビ朝日系(ANN)より引用|
窃盗犯は一瞬の隙を突いて来る
昨今の窃盗犯罪は如実に犯行スピードが早くなっており、侵入からものの数分で金目の物を持ち去ってしまいます。
今回の事件でも住民を僅かな時間でも自宅からおびき出し、その隙を突いて金品を盗み出していることからも、一瞬の隙でも与えてしまうと簡単に盗みに入られてしまうことを物語っています。
では、今回のような犯行手口に対してはどのような対処法が良いのでしょうか。
- まずは慌てず、冷静に対応をしましょう。
- 宅配業者側が配達先の住人を呼び出し「受け取りに来てほしい」ということは基本的にはあり得ません。
- もし「受け取りに来てほしい」と電話があった場合は業者名、作業員名、連絡先を聞き、本社へ問い合わせてください。
- 家から出る場合は必ず誰かしら家に居る状態で出ましょう。
- また、家から出る際は戸締り・施錠をしっかりと行ってから出ましょう。
- 家に他に誰も居ない場合は「手が離せないのでなんとか持ってきてください」と伝えましょう。
不審な電話が掛かって来た場合は、焦らず冷静に考えて行動を取ることで窃盗の被害に遭う危険性を回避することができます。
人間の心理としての「早く何とかしなくちゃ」という焦る気持ちを利用し、その隙を狙って付け込んで来ますので、宅配業者だから大丈夫・安全という油断を持たないようにしましょう
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