新型コロナウイルスに便乗した犯罪が横行
- 特殊詐欺の事件簿
- 2020.04.16 木曜日
新型コロナウイルスに乗じた犯罪例
現在、新型コロナウイルス感染症に乗じた不審なメール、電話、Webサイトなどが横行しています。
各自治体や金融庁などからも注意喚起を行う呼びかけが行われておりますので、心当たりのないメールや電話、Webサイト等に十分にご注意ください。
新型コロナウィルスに乗じた不審な連絡の例
- 公共団体の職員を名乗り「コロナウイルスのことで調べている」「コロナ関連の助成金を振り込むので銀行で手続きをしてほしい」
- 近親者を名乗り「コロナウイルスの影響で銀行が閉鎖するからお金をおろして家に保管しておいてほしい」
- 医療関係者を名乗り「ご家族がコロナウイルスで入院したので連絡した」
- メール等にて「マスクを無料で送付する」「マスクを購入できる」と謳いフィッシングサイトへ誘導するURLが送られてくる
など、あの手この手で騙し取ろうと策を講じて来ています。
|金融庁HPより引用|
冷静な判断と対応で防犯意識を高める
もし、新型コロナウィルス感染症に乗じた不審な連絡などが来た場合、まずは言われるがままに動くことはしないで、落ち着いて信頼できる身近な人や警察、金融庁金融サービス利用者相談室にご相談ください。
そのためにも近親者の方や身近で信頼ができる方と事前に連絡を取っていただき、身の回りに不審に感じることが起きていないか、些細なことでも相談できるようにしてください。
怪しいメールにつきましても、むやみにURLをクリックなどせずに消去するよう心掛けてください。
特殊詐欺などは高齢者を狙うケースが多いため、防犯対策として高齢者のご家族、ご親族がいらっしゃる方は事前に連絡を取るようにし、注意喚起を行ったり、家族間で連絡を取り合う場合は共通の合言葉を決めておくなど、ちょっとした工夫で防犯対策を行うことができます。
最寄りの警察署又は全国統一番号の警察相談専用電話がございますので「#9110」と番号を押してご相談することができます。
新型コロナウィルス感染症に乗じた不審なメール、電話、Webサイトなどには十分にご注意ください。