【山梨県】収穫期を迎えたトウモロコシが大量盗難被害に

屋外の事件簿
2021.07.12 月曜日
【山梨県】収穫期を迎えたトウモロコシが大量盗難被害に

繁忙期で被害届が出せず増える農家の負担

山梨県内のトウモロコシ農園で2021年5月23日に1,800本、その5日後の28日に800本、合計2,600本ものトウモロコシが盗まれるという事件が発生した。

被害に遭ったのはいずれも同じ農園で、地元のJAによると同じ農園から盗まれた規模としては前代未聞の数とのこと。

立て続けに被害に遭ってしまった理由として、繁忙期で警察の捜査に協力できる余裕が無く、被害届が出せない状態になってしまっていることが挙げられる。

山梨県警では被害の泣き寝入りを無くし、農家の負担を減らすためドローンを使った捜査の実証実験に乗り出している。

|読売新聞オンラインより引用|

窃盗犯が狙う夜間の防犯対策を強化

【山梨県】収穫期を迎えたトウモロコシが大量盗難被害に

昨年から農作物やトラクターを狙った窃盗事件が全国的に頻発しています。

特に収穫期を迎えた農作物を狙った窃盗事件は被害の規模も大きく、コロナ渦で厳しい状況の中、更なる追い打ちを負ってしまっています。

農作物を狙った窃盗犯の多くは夜の暗闇に紛れて敷地に侵入し、犯行に及ぶのが主な手口ですので、いかに夜間の防犯対策を行うかという部分が重要になります。

窃盗犯が嫌うのはやはり「大きな音」「眩しい光」です。

敷地に侵入を行うとセンサーが検知し、警報器を鳴らしたり、LEDライトで照らし出すと同時にスマートフォンに異常を知らせる通知が届きますので、遠隔監視で現地の様子を確認し、不審者が居れば即座に通報を行うことができます。

警報器やライトの操作も遠隔でON/OFFを行うことができますので、現地へ向かい窃盗犯と鉢合わせ、危険な目に遭ってしまうということも避けられます。