身勝手な放火事件、全国で相次ぐ
- 防犯コラム
- 2022.02.02 水曜日
大規模放火事件を受けても減らない犯行
2021年12月17日に発生した大阪のビル放火事件、2019年7月18日に発生した京都アニメーション放火事件。
世間を震撼させた大規模な放火殺人事件は、非常に恐怖を感じる事件として多くの人の記憶に残っていると思われます。しかし、あのような凄惨な事件が起きてもなお、身勝手極まりない放火事件が全国で相次いで起きている事に驚きを感じます。
東京都では某有名大学に通う20代の大学生が「不眠症のイライラ」で空き家に侵入し火をつける事件が発生。
三重県ではパチンコ店で負けが続いた客がトイレに設置されたペーパータオルに火をつける事件を起こし逮捕。
極めつけは愛媛県内の消防団員の男が「消火活動にあたりたい」という理由で連続して放火を行っていたことが判明。
ストレス発散のために火をつけたり、他人を巻き込んで大きな事件を起こそうとしたり、近年は「いつ」「どこで」「どんな」トラブルに巻き込まれてしまうか、非常に怖い時代になってしまいました。
変わりつつある防犯意識
大規模な放火事件の報道の後、弊社では防犯対策のご相談が多く寄せられています。
特に、事務所やアパート、マンション、倉庫や資材置き場など、不審者が立ち入らないよう「目立つように」防犯カメラの設置を希望されている声を伺うようになってきました。
これまでは「目立たないように」防犯カメラを設置したい、というお話を耳にすることがあったのですが、最近では「未然に犯行を防ぎたい」というご希望が強くなっていると感じます。
どんな事件やトラブルも「起きない事・起こさせない事」に越したことはありません。
防犯カメラだけでなく、火災や煙の報知器、人感センサーと組み合わせて、不審者が立ち入れない環境づくりを行うこともできます。
防犯カメラの存在があまり目立たない場所には「24時間監視中」の看板やステッカーを貼る、センサーライトや警報器を取り付けることで防犯効果は高まります。
こうした防犯設備には、設置環境に応じた適性があります。
これらを隙無く最大限に効果を発揮させるために「防犯設備士」という資格を持った者がおりますので、防犯の面で不安を抱えていらっしゃいましたら、まずはお気軽にお問い合わせいただければと思います。
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