防犯カメラへの破壊行為を防ぐには
- 防犯コラム
- 2018.12.14 金曜日
犯罪者は防犯カメラを破壊する
侵入窃盗にせよ、内部犯行にせよ、悪事を働こうとする者にとって防犯カメラにその姿が映ってしまうことはリスクでしかありません。
その為、まず防犯カメラを停止させてから犯行に取り掛かろうとする犯罪者も少なくありません。
代表的な手口は(1)カメラをハンマーなどで叩いて破壊する、(2)カメラの配線を切る、(3)録画装置を持ち去る 等が挙げられます。
犯罪行為を防ぐために、お金をかけて防犯カメラを設置したにもかかわらず、それが機能しなくては意味がありません。
ここでは犯罪者による防犯カメラシステム停止を食い止めるためにはどのような手段があるのかを記します。
防犯カメラを破壊されないようにする
最も代表的な手口が、防犯カメラをハンマーなどで叩いて壊そうとするものです。
この場合、犯人はわざわざカメラに近づいてくるので、かなりしっかり犯人の特徴を撮影する事が出来、なおかつカメラが壊されても、壊される直前までの映像は録画装置に記録されている為、実は犯人にはあまりメリットがない手口ではありますが、なぜかこの手口をとる者は依然としています。
中にはカメラの死角から近づき破壊する者もいます。
いずれにせよ防犯カメラは破壊されない方が良いのは当然のことで、破壊された場合の修理費も馬鹿になりませんし、破壊されなければ犯行中の様々な手がかりを撮影する可能性や、逃走の方向が分かることもあります。
犯罪者の破壊行為に対抗するには、「耐衝撃(バンダルプルーフ)性能」をもった防犯カメラを設置することが最も適切です。
耐衝撃の防犯カメラは、ボディがアルミダイカスト、ガラス部分はジェット機の窓ガラスと同等の強度があり、ハンマーの衝撃どころか、拳銃による射撃にも耐えることができます。
その為、防犯カメラを破壊しようとする犯罪者が、破壊に失敗し退散することも期待できますし、その一部始終が映像で記録され、警察の捜査の手がかりとしても期待ができます。
カメラの配線切断を防ぐ
防犯カメラは必ず有線の配線が存在します。無線のカメラでも、電源の線が存在します。
この配線を切られてしまった場合、防犯カメラは動作停止してしまい、役に立たなくなります。
その為、配線を切られないようにすることは非常に重要です。
しかしながら、防犯カメラの施工に熟練した者でないと、どうしても配線の露出が多くなり、犯罪者に配線を切られやすくなってしまいます。
犯罪者に配線を切られないようにするには、防犯カメラ専門の工事業者に依頼して設置工事をすることが非常に重要になります。
録画装置を持ち去る
録画装置を持ち去られた場合、そもそもの録画データがすべてなくなってしまう為、防犯カメラシステムの意味が全くなくなってしまうのではないか?という心配をすることがあります。
しかしながら、録画装置を持ち去られる、という事例は世の中にほとんどありません。
内部犯行の場合、録画装置を停止させていた、という事例は稀にあります。
防犯カメラシステムにとって、録画装置は主装置である為、確かにこの機器が持ち去られるとシステムは成り立ちません。
その為、録画装置を鍵のかかるラック内に設置したり、専用のBOXに収納する事で、持ち去りは回避できます。
動産総合保険
弊社の防犯カメラシステムは、破壊行為や持ち去り行為に十分対抗できるように構築されています。
しかしながら、万が一の破壊があった場合に備えて、プランには「動産総合保険」が含まれており、機器を持ち去られても、破壊されても、修理・補てん費用は保険で賄われます。
犯罪者にとって防犯カメラシステムは脅威である為、その破壊行為には十分に気を付ける必要があります。
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